操体法セミナー2 究極の奥義を受ける
セミナーでは、いくつかの王道の手技を教わったのだけど
その一つが「つま先上げ」
これが、すごい、ほんとすごい、やばい。
語彙力のなさに恥ずかしくなるけれど、
全身状態が一気に改善する。
言葉にならない体験をした。
それもそのはず、
私がつま先上げで組んだのは
今先生の息子さんであるコンタン先生。
仙台操体医学院の専任講師。
つま先上げは、見ている限り
とてもシンプルな手技だった。
施術を受ける側は
かかとをベッドにつけて
つま先をゆ~っくりと上げていく
施術者は足の甲に垂直に圧をかける
やることはこれだけ、
たったこれだけ!なんだけども
それが、絶妙!!
一体感、浮遊感、快感!
この感じを出すにはきっと、
・手の触れ方
・手のひらの使い方
・圧のかけ具合、
・圧の角度
・相手の身体の心地よさを察知
・どっちに行きたいか
・どうしたら心地よいか
・身体の声を聴いて
そこに寸分の狂いなくピタッと合わせていくという
外から見ただけではわからない
超絶に複雑なことをしている(はず)
職人技に他ならない。
今度は私が施術者側になってやってみた。
想像以上に難しい。
見た目シンプルなことほど
難しいものはない。
こんたん先生のつま先上げの要素があって
はじめて施術される側は快をあじわう。
だから自発運動がはじまるのだろうな。
身体中が「快」の刺激を求めて自動で動きだす。
違和感がちょっとでもあったら動かないもの。
(自発運動とは身体が行きたい方へ勝手に動きだすこと)
こちら側の手が迷えば
それは相手にそのまま伝わってしまうのだ
施術者のありかたが全部出てしまう。
なんて恐ろしい手技だろう。
施術に成功とか失敗はないけれど、
あえて言うならこの手技の成功は
相手の全てを「全快」にするってことだ。
最大にして究極の奥義といわれるだけある。
うーん、これ一つできたら
相当いい!!すごくカッコイイ!!(自分的にw)
よし、まずはコレを練習しつくそう。
こんたん先生は、ものすごく教え上手でほめ上手だった。
お調子者の私は、ほめられるとすぐに調子に乗る。
調子に乗ってグングン成長するのがワタシだ(笑)
お手合わせいただいて
いままでわからなかったことが
わかるようになった。
「行きたい方をキャッチすること。」
そして
「相手が行きたい方へ誘導すること」
たとえば、
手の甲の皮膚を行きたい方へずらしてやると
腕は勝手に動き出す。
これは相手の身体を信頼するからできる。
それにしても、どれにしても一体感がすごい。
相手の身体と一つに繋がってるみたい。
今まで、
エネルギーでは繋がっても
ボディでは繋がれなかったんだけど
両方がピタッと繋がって
回路が開通している。
中に電気が走っている。
私の中の可能性を
丁寧にひらいてくださった。
明日からの施術が楽しくて楽しくて
たまらないじゃないか♡
整体を学び始めた初日から
ずっとずっと続けてきた
身体の声を聴くということ
ここに繋がっていたんだ!
次回の勉強会でお師匠に
「ありがとうございま~す!」って
うきゃー!っと飛びつこう(笑)
なんて楽しいんだろう。
今週土曜日は練習会があるので行くことにした。
つま先上げをマスターする。