~香楽~
~香楽~
「KOUGAKU こうがく」
と読みます。
「調香」のように
難しい計算や化学反応について
考えることはありません。
「アロマテラピー」のように
それぞれの香りの役割が
すでに決まっているのではありません。
「香楽」は文字通り
「香り」を「楽しむ」 世界です。
「香楽」では、匂いを香りと捉え
「想像力」へと結びつける「アート」です。
「アート」であるので、
そこに優劣や比較は存在しません。
ですから、自由に感じ、それを思い切って表現する。
さらにイメージしたものを香りとして創造する。
「香楽」 は
香りの自己表現です。
ある香りを、自分はこう感じた
別の人は違うように感じた。
それでいいのです。
そこに「間違い」などありません。
それが分かれば、
自分の感じたことを安心して表現できます。
みんな違って当たり前です。
だからこそ、みんな
ひとりひとりが素晴らしいのです。
その世界で
・・・本当は、その世界が本当なのですけれど・・・
香りを感じていきます。
「香楽」ではアートとして香りを楽しむために、
「香の具」という調合香料を使います。
絵画の絵の具のように
「香の具」を使って心のキャンバスに自由に描きます。
香の具には、香りの名前は無く、
番号が振ってあります。
名前があると、それによって
先入観を持って香りを観てしまうからです。
「香楽」 では香りを嗅ぐのではなく、
「観る」といいます。
香りを感じ、イメージを観察する、ということで
「観る」 です。
・フレグランススケッチ
「香の具」をムエットという香りを観るための紙の先端に付け、
香りを観ます。
頭で「考える」のではありません。
感じて、観るのです。
それは、単なる言葉であったり、見たことのある景色だったり、
温度を感じたり、様々です。
そして、観えたままを・感じたままをスケッチしていきます。
その時観えたものものを、なるべく詳細に
絵でも言葉でも、何でもいいので
観えたその「今」のうちにスケッチします。
そうしないと、「夢」を観たときのように
後から思い出せなくなってしまいます。
・フレグランスデッサン
いくつかの香りをスケッチしたら
その全部の香りから観えたトータルイメージを
絵や文章で表現します。
自分の感じたことをつぶさに観察し
どんな小さなことも大切に、詳細に表現します。
こんなに自分の感じたことを
じっくりと観察したことがあったでしょうか?
このデッサンで表現したことが
その香りの姿となります。
・フレグランスデザイン(処方)
デッサンで表現したこと、イメージしたことの内容を
%(割合)に置き換えます。
絵を描くときに、この部分はこの絵の具をこれくらい、
というように、
イメージの中のこの部分は、この香の具をこれくらい、と
スケッチで使った香の具がそれぞれ
100%の内の何%になるかを決めます。
このときも頭で「考え」て、これを多くしようとか、
少なくしようとか考えると
せっかくじっくりと「感じて観察した」イメージとは
違う香りになってしまいます。
さあ、あなただけの、自分だけの
素晴らしい香りが出来上がりました!
どんな香りでしょうか?
わくわくする瞬間です。
イメージ通りでしょうか?
それとも、なんだか違う?
違うことに気づくのは素晴らしいことです。
なぜなら、イメージ通りに完成した香りはまだ
どんな香りか分からないのに、
何かが違うと感じたからです。
それは、心の中にはもう
完成した香りがある、ということです。
だからこそ、「違う」と感じたのです。
さあ、どこが違ったのでしょう?
もう一度イメージをよく観てみます。
何が多かったのか、少なかったのか、
ぼんやりと曖昧だった部分を良く観てさらにハッキリとさせ、
それぞれの%を見直します。
「香楽」 に
失敗などありません。
間違いもありません。
違ったのなら、自分がこれでよし!とするまで
何度でも創り直せばいいだけです。
自分の香りを創ることと、
人生をクリエイトしていくことは同じです。
本当は自分はどう「感じる」のか
それを素直にそのまま表現していけばいいだけです。
何も恐れることなど、本当はありません。
自分が感じたままを
自由に表現することができたとき
心から満足し
自然に嬉しさや感謝があふれます。
日常でありのままの自分でいるのは
最初は抵抗があるかもしれません。
まずは「香り」で
自由に自分を表現してみませんか?
間違いも失敗も無く
何処までも自由な香り~香楽~の世界。
いつしか、
自分の人生でもありのままでいられ
自由に人生をクリエイトしている
新しい自分に出会うことでしょう。
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