【絵本づくり】コンクールの参加規定
先日、2024年のボローニャイラストレーションコンクールの受賞者の発表があり、オンライン上で公開されている作品を興味深く拝見しました。アナログ作品が多いようで、前回のコンクールで話題になっていたAIの技術を取り入れた作品は見受けられず、今年の審査員の好みがはっきりしていたように思いました。
イラストレーションコンクールはボローニャブックフェアのイベントの一つであり、HPの情報は膨大で参加規定にたどり着くのに苦労します。2024年の参加規定のページはこちら↓次回の参考に。
現在、イラストレーション5枚分の構図を考えているのですが、少し迷っていたのは、用紙を縦で描くのか、横で描くのかという点です。
「2023イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」のリポートを検索すると、
横で揃えている作品が多い中、両方を組み合わせている作品もあるということが分かりました。中にはサイズの違う用紙を組み合わせている方も。
B3サイズより大きな作品を見かけましたが、2024年の参加規定によるとサイズは最大50cm×70cm(もしくは70cm×50cm)、厚さ2mmまでとなっているので、縦横比が日本の規定サイズとは違うのかも知れません。
ついつい頭でっかちな記事になっていますが、自然散策の写真でもどうぞ✨
オオイヌノフグリが、1月末に咲いているということに驚きました。
葉は変色しているけれど、花の美しい色に惹かれて、じっくり観察。
そして、「ちょうちょ はやく こないかな」という絵本を思い出しました。甲斐信枝さんの描く、野の花たちの愛らしい表情を感じるお話で、大好きな一冊です。
昨年末に、甲斐さんの訃報を知りました。
甲斐さんの野の花への優しい眼差しが、絵本というカタチで残されたことを、感慨深く思います。ご冥福をお祈りいたします。