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Art work 『栗ご飯』
久しぶりに描いた、『毬栗』の迷宮を経験して分かったのは、もっとエゴから自由になって、軽やかに、伸び伸びとした、絵を描きたいという、私の願いでした。
そんな思いが、すぐに、『栗ご飯』へと向かわせました。描けなかったからこそ、また、描きたくなったのです。
こうしなくてはいけない、という決まりのような思い込みに、捕われている自分に、改めて気がついたのですが、よくよく考えると、それって、何のために?、誰のために?、その様にしなくてはいけないの?、と疑問に思えたのです。
私自身が、心地よさを感じる、絵を描くこと。まずは、そこを目指して、ひとつひとつ手探りしていきたい。表現し続けることが、新たな気づきに繋がっていく。それこそが、絵を描く楽しさなのです。
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『栗ご飯』
きっと、それは、週末の朝なのであろう。
遅い朝食に、仕込んでおいた、栗ご飯を炊く。いつもとは違う、甘い香りが、キッチン中に、広がっている。
懐かしいお茶碗は、旅先で見つけた、年代物。ずっと、大切にとっておいたのを、再び使い始めた。止まっていた時間が、また動き出す。
日々の幸せは、こんなところに、潜んでいる。
この栗ご飯が、絶対、美味しいのは、直感で見抜いている。お米の一粒一粒が、輝いていて、その中に、黄金の栗が、見え隠れしている。
ひとくち、食べた瞬間に、思うのは、
ただ、ただ、この世界の、平和への感謝。
ありふれた日常が、どんなに、贅沢なことか。
今は、思う存分、味わっていたい。
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お付き合い下さり、ありがとうございました✨
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