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そんな大仰なものではない

そんな大仰なものではない。
少しばかりキナ臭い話がネットワークを通り過ぎ、
他人事のような災害の隅っこに立つ自分に時々気付いてしまうだけなのだ。
楽天的に過ごすには肩に重く、
人生を悲観するほどには生きるに困らない、
渇いた時間が流れていく。
それが何千年も続く今という時間である。
乗り合わせたその時代はどこへ向かうのか?
夏の終わりの写真を眺めながら、
それでも何も変わらない回転木馬のような時間にため息をつく。

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