星のディグリー【27°】は「努力によって上昇する」度数

星読み2年生の学びのnote。ディグリー篇。
ぐるぐるホロスコープ...サビアンシンボルからの延長で、星のディグリーを深掘り。

猫はいいなぁ...寝ていればいいんだもの。
でもうちの猫、夜一緒に寝ていても起こされる。
むしろ夜は、寝ていてくれ...

【27°】努力によって上昇する、向上心を持って上を目指す度数

●2+7=9；探求する
●9は手元のものを探す、18は下や内面にあるものを探す、27は探求することで自分が変わり状況が変化する作用
●9の上昇する性質でサインの極限に行く
●9×3；生み出すことで9の意味する探求や度、統合化が進んでいく

26は偶数なので受け取り味わうが、27は奇数、自ら努力して取りに行くことになる。
26度のところにも書いたけれど今のプログレスの太陽は26°だからか、自ら動く、努力する、という文字を見ただけでもざわざわしてきます...
ゆっくり準備をしていくんだな。

その上で、今は学びの段階、27度の性質を知ってすぐに動くことはないし、むしろ私に足りないのは受け取る練習。
ただただ27度を知る。努力というものがどういうことなのかを知る。

むしろまだ出来もしないのに、高いところによじ登ろうとしていないだろうか？
それはそうかもしれないな、星読みを始めてまだ2年と経っていない。
ステップバイステップで進めていない、10段くらい一気に駆け上がろうとするのは私の悪い癖だ。

と、ここで、実は26度の記事を書き終えてすぐ次を書き始めていたので、
「お香を焚こう」ということを実行していなかったことに気づきました。
和薔薇のお香を焚いた。

そうなのだ、一つ一つ。受け取って、行動するという循環を生み出そう。

27度(26.00-26.99°)のサビアンシンボル

牡羊座27°「想像の中で復活された失われた機会」
牡牛座27°「ビーズを売るインディアンの女」
双子座27°「森から出てくるジプシー」
蟹座27°「渓谷での嵐」
獅子座27°「夜明け」
乙女座27°「お茶会をしている高貴な貴婦人」
天秤座27°「頭上を飛んでいる飛行機」
蠍座27°「行進している軍楽隊」
射手座27°「彫刻家」
山羊座27°「山の巡礼」
水瓶座27°「スミレで満たされた古代の陶器」
魚座27°「収穫の月」

ネイタルに持っている度数は、天王星の蠍座27°です。
これが2ハウスのカスプに合。
25°の時に書いたように、蠍座の25度にブラックムーン・リリスがあって、
ここが欠けたままに次のサインに進もうとするから上手くいかない。
いつまでも底の底から這い上がれないような...
そうじゃなくて、空っぽでも、あるものとしてそこからスタートする、
あるいはそれはそれとして、私はこういう人間であると受け取り、
天王星の変革する力をバネにして、能力を活かしていくことが必要なのかもしれないな。

蠍座27°「行進している軍楽隊」
自分が信じる生き方や考え方を、もっと他の人に普及させたい姿勢を表します。そのための働きかけが非常に積極的となるでしょう。

自分のチャートでよく混乱するのが、この蠍座の意味と2ハウスの意味とが逆転してしまうんです。
2ハウスとは牡牛座的な才能が発揮される場所。8ハウスに現れるものは蠍座的な他者貢献の在り方や変容。

牡牛座27°「ビーズを売るインディアンの女」
自分が作ったものを外に働きかけて、人の興味を喚起します。そのことで人生を変えていくきっかけを見つけ出します。

外に表現していくこと、つまり8ハウスの扉を突破するには、努力が必要だということ。
強い精神力を身につけることがテーマの蠍座から、蠍座リリスを乗り越えて天王星的な革命を起こすことで、やっと射手座に進み幸福を追求することができる。

ただリラックスして大きな視点に入るということはありえない

あぁなんかわかる。
常に動いていないと不安だったり、動けなくなるととことんまで落ちてしまったり。
これを誰かに理解してほしいと思っても理解されない、リラックスしたらいいとか、言われたって、できたら困らない。
堕ちるところまで堕ちてこのままじゃダメだとようやく這い上がる。
こういう性質なんだって、自分で理解してやっと自分の力で動き出せる。
なんだけれど、その繰り返しでは、低いところに留まったままなのだ。

それぞれのサインの27度は、それぞれのサインらしく、向上するとは何かということを提示します。そしてその行き着く果てに空無と、また次のサインの明確なビジョンも見えてきます。（『ディグリー占星術』）

星読みでもなんでも、やれるだけやったならあとは自然と限界も次のビジョンも見えてくる。
次の28°で抜け道が見えてくるらしい？！
その後の射手座1°には月が待っている、果てしない...