星のディグリー【19°】は「精神性との二人三脚による新しい世界観」の度数

星読み2年生の学びのnote。ディグリー篇。

ぐるぐるホロスコープ...サビアンシンボルからの延長で、星のディグリーを深掘り。

いろんな形の雲が、なんだかオーケストラの楽譜みたいだなぁと思った。
あるいはカンディンスキーの絵。

うっかり、2週間書きかけを放置してました。
そんな今日は水星逆行です。
するっと自分だけの世界に籠ろうと思ったら、現実世界で悲しい出来事に遭遇。
悲しみも出てくるけれど、私はまだ生きている。
生きている人間の果たすべき責任、そういうものにも向き合わされてることに感謝。
(半)野良猫ちゃんの魂よしばし安らかに。
そしてまたいつか、もっと素晴らしい地球に帰っておいでね。

【19°】精神性との二人三脚による新しい世界観、新しい視野のダウンロード完了度数

●1＋9＝10；1 あるいは10+9
●無意識の領域との接点が明確になることで新しくスタートを切る
●自分の望む生き方を得るために可能性を探り、小さなきっかけから大きく拡大していく

20という新しい領域へ入る直前。
10の世界を十分に堪能しただろうか？
見えなかったものが見えてきて、
その可能性とともに新しい自分を見出す。

【ⅩⅨ】太陽

［マルセイユ版］
・2人の子ども：肉体を持った存在(10)とエーテル体として機能する存在、夢の中にいる子ども(9)
・四元素の4カラー「赤・黄・緑・青」。足元は水？
［ウェイト版］
・白い馬に乗った子ども(ケンタウロス:射手座=9)
・赤い旗=産道;参道？「月」のタロットから続いている道。地球へ、この世界へようこそ！

マルセイユ版では、太陽の光線8＋8=16本と、光の粒が13個、描かれています。
ウェイト版では11＋10本＝21本の光線と、4つのヒマワリ、そして赤ちゃんの頭の飾りの羽1つ、丸6つという数が象徴的に描かれています。

19度(18.00-18.99°)のサビアンシンボル

牡羊座19°
「魔法のじゅうたん」
牡牛座19°
「新しく形成される大陸」
双子座19°
「大きな古典書物」
蟹座19°
「結婚の儀式を遂行する司祭」
獅子座19°
「ハウスボートパーティー」
乙女座19°
「水泳競争」
天秤座19°
「隠れている泥棒集団」
蠍座19°
「聴いてはしゃべっているオウム」
射手座19°
「住処を移動するペリカン」
山羊座19°
「大きな買い物袋を下げた5歳くらいの子ども」
水瓶座19°
「消し止められた山火事」
魚座19°
「弟子を指導する巨匠」

ネイタルチャートに乙女座19°の金星を持っています。
乙女座金星って、「フォール(下降)」の配置…
ただ在ることに心地良さや喜びを見出せれば良いのに、細部に至るまで完璧を求めてしまう。

泳ぐことは苦手です…力を抜けないから、水に身を委ねてただ浮かぶこともできません。
数年前に初めてシュノーケルを着けてみたのですが、
最初は地上での呼吸すらできない。
連れてってもらった仲間たちはみんな人魚のように自由に泳いでいて、うらやましく思いました。

なので到底「水泳競争」どころではないのですが、
クジラやイルカのように滑らかに水の中を泳げたら
どんなに気持ちがよいんだろう。
人間であっても、枠の中でなくて自由に泳ぐ姿を見ることは、想像の域を超える喜びをもたらしてくれる。

地上という現実世界での貢献を意図する乙女座領域で、
水の中つまり感情や無意識という新たな領域を模索することで、新しい可能性を見出す。
各々のサインで、これまで見えていなかった領域からの視点を身につけ、より広い世界へと歩き出す度数。

9の数字は現状に満足することはなく、そしてこれが現状の生き方の10に加わることで、常にこうしたい、ああいうふうに変化させたい、と考えるようになり、またそのように夢見ることで他の人が気がつかないことに気がつくような注意力の発達が促されます。19度はほら吹きの度数ともいえますが、しかしそれは現実化してしまうのです。ー『ディグリー占星術』(松村潔)より

現状維持ができないのも19度。決して満足することはない、完璧にはなれない。
だけどそれを目指して終わらない探求を続けることはできるだろう。