星のディグリー【23°】は「跳躍と着地を自由に遊ぶ」度数
星読み2年生の学びのnote。ディグリー篇。
ぐるぐるホロスコープ...サビアンシンボルからの延長で、星のディグリーを深掘り。
【23°】跳躍と着地を自由に遊ぶ、臨機応変に能力を発揮する度数(能力開花の度数)
●2+3=5;無謀さ(5°)と純粋さ(14°)の創造性に比べ、23°は環境や時間軸に左右されない高度に発達した5の性質を持っている。応用力の高さ
●時間を自由に行き来し創造性を発揮する。突進力(21°)と足場を固める作業(22°)を交互に使える
●自ら自由に応用し改良する
●いいとこどりでユーモアと余裕がある、遊びがある
5 の要素を持った数。
獅子座的な自己表現力や遊びを、無謀でも受け身でもなく、思うがまま自由に演出できる。
反応を見ながらも、マイナスに受け取ることはなく、すべて着実に蓄積していく。
進むべき時と止まるべき時をわきまえている。
●23=12+11
5は獅子座的度数だけれど、11は水瓶座的度数。
自由さや臨機応変さは、俯瞰できる水瓶座的な能力があってこそ発揮できるのかもしれない。
オポジションの組み合わせが隠れた数字を持ってる度数は他にも存在する。それはまとめて別記事にしようと思います。
はじめは純粋な度数とサインの対応だけど、数字が進んでいくごとに複雑な要素を合わせ持つようになっていきます。
23度(22.00-22.99°)のサビアンシンボル
牡羊座23°
「重く価値あるベールに隠された荷物を運ぶ女」
牡牛座23°
「宝石店」
双子座23°
「木の高いところにある巣の中の3羽の雛」
蟹座23°
「文学会の集まり」
獅子座23°
「裸馬乗り」
乙女座23°
「動物のトレーナー」
天秤座23°
「雄鶏」
蠍座23°
「妖精に変容するウサギ」
射手座23°
「移民が入国する」
山羊座23°
「戦争での勇敢さを讃える二つの賞」
水瓶座23°
「座って全ての手足を振っている大きなクマ」
魚座23°
「精神主義的な現象」
わたしのネイタルチャートの23度には、
カイロンと海王星があります。
カイロン: 牡牛座23°「宝石店」
自分の古い資質を現代的に生かして結晶化することを表します。映画でも神話的世界を今の時代にフィットさせて作り直したものがあります。宝石は何億年もかけて作られているものなので、それをカットし今風にして並べているのです。(『ディグリー占星術』より)
なにせカイロンですから。
発揮できるかどうか、努力や突破力がモノを言う。
星読みとか占いとか、ほんとうは小さい頃から興味はあったのだけど、いつのまにか封印していたよね。
そもそも自分にそんな能力があるとも思えなかったし、そっちの方向には絶対行くまいと思っていた。
その能力は実際、持って生まれたものでも直観力でもなくって、星読みは基礎的な方法を学んだ上で自分の経験測と照らし合わせることで「結晶化」させてきました。
「今風」なのかはわからないけど、伝統占星術や現代占星術やいろんな先人たちの知見を総動員しつつ、自分や依頼者にしっくりくる読み方を模索しています。
少なくとも「当てる」とか「予言する」とかそっちの方向には行かないように気をつけてます。
海王星: 射手座23°「移民が入国する」
自分の望むところに向かっていく状態です。前進し後退しまた前進する。ある目標に行こうとしたら、この姿勢が必要です。(『ディグリー占星術』より)
海王星なのでそもそも目標を定めるのが苦手。
それとも大きすぎたりたくさんありすぎて茫漠としてしまうのか?
どこに向かって進んでいるのか、全然わかってません!
でも少なくとも、後退したとしてもまた前に進めばいいのだと、自分で自分に許可を出せるようになりたい。
そんな小さなことからコツコツと。
いつでも同じでいることは不可能だから、
体力や持久力はちょっと弱くても、
タイミング悪くても、
自分のペースを保ち続けるのみ。
そして、2つの天体のアスペクトは150度。
本来は「噛み合わない」とされてきた角度ですが、
5×30に分解したら「跳躍」と「着地」くらいに
タイプの異なるサイン同士なんだとわかる気がします。
射手座が跳躍なら牡牛座は着地…
動き続けるばかりでなく、着地すること、
実感したり体験を腑に落とすことが大切。
それを目指していくのが23°なのです。
その資質は本来備わっているものだけど、
自分の内に閉じ込めているものではなく、
意識して出していかなければならないもので、
宝石のように磨かれなければ光らない。
陰と陽の両方の数字を持ち、
その数を組み合わせて遊びを生み出す。
なかなか高度な技をやりきることができるだろうか…
まぁそれだって、遊びだと思って気楽にできたらいい。
サポートありがとうございます!ますます循環させていきます💫