サロンコンサートの愉しみ #3 衣装
おはようございます。コンサートサロン アトリエミストラルの櫻井です。
noteを始めてから4日目、少しずつ慣れてきました。すごくシンプルで書きやすいですね。
今日はサロンコンサートの愉しみ3回目として「衣装」を取り上げてみます。
1.バックに映える衣装
上の画像からもわかるように、アトリエミストラルの壁は濃紺のクロスが張られてます。銀行時代は白に近いグレーでしたが、非日常的な空間を愉しんでいただきたいとの思いから、個性的な濃紺にしました。
バックが濃紺ということは、演奏者が黒系の衣装だと同化してしまう恐れがあります。演奏者もその辺はよく考えて当日の衣装を選ばれるようです。
↑毎年1月に開催のマリンバデュオのお二人はバックの濃紺に映える衣装でいつも登場。前半と後半で衣装を変えます。
↑ こちらのチェリストは白のジャケット。さすがのセンスですね。
2.テーマにあった衣装
バックとのバランスはもちろんなのですが、その演目やテーマにあった衣装というのも見ていて楽しいですね。
これは、虚無僧(こむそう)の曲を特集した尺八のソロコンサート。ばっちり決まってます。視覚からの情報は結構大事ですよね。
「月琴(げっきん)」という江戸末期に流行した楽器を演奏するときの和服。とてもお似合いです。
「リュート」ソロでは、まるでルネサンスから来たような衣装で。ちょっとわかりにくいですが、スカートのドレープが美しいです。
3.リラックスバージョン
大ホールのコンサートとは違い、サロンコンサートだと「リラックスして聴いていただきたい」と考える演奏者もいらっしゃいますね。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、ヴィオラ奏者(ティモシー・リダウト)はノーネクタイです。こういう感じもいいですね。
こちらのピアニスト(アンドレイ・ググニン)もノーネクタイ。
4.まとめ
皆さんとっても素敵ですね。大ホールでのコンサートと違い、サロンコンサートでは、演奏者が「どういう意図で」衣装を選ぶか?を想像できる愉しさがあります。そして「行ってみないとその日の衣装はわからない」ので、ぜひアトリエミストラルに来てみてください(宣伝!)
生のコンサートというのは、音楽を聴くためのものなのですが、人間の「視覚情報」は意外と強力で、視覚から記憶に残る場合もあります。
どうせお金をかけてコンサートに行くのですから、隅から隅まで楽しんでしまいましょう。
アトリエミストラルのコンサート情報はこちらから
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