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こんなモノがプラモデルに?地球深部探査船
今朝のTBS系の情報番組「がっちりマンデー」でJAMSTEC(ジャムステック)が取り上げられていました。
JAMSTECとはホームページより転載させていただきます。
海洋研究開発機構(Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology:JAMSTEC ジャムステック)は、平和と福祉の理念に基づき、海洋に関する基盤的研究開発、海洋に関する学術研究に関する協力等の業務を総合的に行うことにより海洋科 学技術の水準の向上を図るとともに、学術研究の発展に資することを目的とした組織です
今日の放送は簡単に言うとこのJAMSTECが調査、研究する深海の資源や生物が将来がっちり利益を生むという内容でしたがそこでJAMSTEC所有する調査船「ちきゅう」が紹介されていました。この「ちきゅう」は船中央部の「やぐら」が特徴でそこで切削パイプを繋ぎ世界で初めて、海底下から7,000メートルを掘り抜きマントルへと到達できる能力を持ちます。まだ人類が未知の世界から貴重なサンプルを持ち帰る事ができる唯一の船です。
実はこの「ちきゅう」はプラモデルで作る事ができます。
「ガンプラ」でお馴染みのバンダイ製。スケールは艦船モデルとしては一般的な1/700スケールです。
箱を開けるとかなりのボリュームのパーツで初心者の方にとっては黙って蓋を閉め棚に返すレベルだと思います。キットの実売価格も5000円ほどとちょっと高めのプラモデルです。
同スケールの戦艦大和と比べると船体の全長は2/3程度ですが幅はほぼ同じ。かなり巨大な船である事がわかります。
大和ならともかく「調査船なんて地味な船のプラモデル誰が買うんだ?」と思う方いらっしゃると思いますがここにいます(笑)
船の特徴であるやぐらもご覧の通り一発成型。すごい成型技術です。
番組で紹介されていた海底の切削作業中に常に船の位置を保持する6基のアジマススラスターももちろん再現されています。勉強になります!
もう一隻番組内で紹介された船もプラモデル化されています。
深海6500メートルまで有人探査ができる調査船しんかい6500です。
こちらは船内で活動する乗員までキット化されています。
これらのプラモデルは地味ながら科学好きな方の心をガッチリ捉えているようです。