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信楽焼の狸と短歌

このところ「信楽焼の狸をよく見かける」感じがしていました。
ですがテレビで一度見かけただけでリアルで見た覚えはありません。🤔
ある朝の夢に信楽焼の狸が出てきたのを何とか覚えていました。今までも夢に出てきていたのかもしれませんね。

そういう訳で「信楽焼の狸を模した徳利」が我が家にあることを思い出しました。
日本酒を熱燗で飲むことももうなさそうなので、狸の徳利を残して梅の徳利は処分することにしました。
狸の徳利は食器棚の一番上に置いてあるつもりでしたが、整理した時に移動したらしく一番下にありました。梅の徳利もここにあるので整理した時に種類ごとにまとめたのでしょう。ですがすっかりそんなことは忘れてしまっていました。

これを機に少し信楽焼の狸のことを調べてみました。
信楽焼の狸の姿形は「八相縁起」という8種類の縁起物を表しているそうです。
皆さんにも福をお分けする為に写真を載せておきますね。


これが何焼きなのかは不明

この狸の存在を忘れていたせいか私の所に福は来ませんでしたが、息子が良い方と結婚できたのでまあ良しとしましょう。

「八相縁起」とは何かWikipediaからの抜粋を貼っておきます。↓

  1. 「笠」…思いがけない災難から身を守る

  2. 「笑顔」…お客様にはいつも笑顔で応対する

  3. 「(大きな)目」…周囲をよく見渡して気配りと正しい判断を行う

  4. 「(大きな)お腹」…冷静さと大胆さの象徴

  5. 徳利」…人徳に通じる

  6. 通帳」…信用の象徴

  7. 「(太い)尻尾」…終わりよければ全てよし

  8. 金袋」…金運の象徴


「信楽=狸」のイメージについては「信楽町観光協会ホームページ」から抜粋。↓

「信楽=狸」というイメージは、昭和26年、昭和天皇が信楽に行幸された際、日の丸の旗を持たせた信楽たぬきを沿道に並べて歓迎しました。その光景を目にした昭和天皇が歌を詠まれたことが全国に報道され、定着したと言われています。


昭和天皇は子供の頃から狸の置物を集めておられたので、並べられた信楽焼の狸を見て感激なさったということです。

昭和天皇の御詠歌

をさなどき あつめしからに なつかしも しがらきやきの たぬきをみれば

さて、私に八相は備わってなさそうですが、何とか「終わり良ければ全て良し」にならないものかと、平和に晩年を過ごせるよう願っておきます。😌


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