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田中賴璋 山水展
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先週 頼山陽史跡資料館 特別展「自然の息吹を描く 田中賴璋の山水」という展示を見に行きました。
田中賴璋(たなからいしょう)氏は明治から昭和にかけて活躍された日本画家です。
1866(慶応2)年島根県に生まれ、17歳で萩に出て絵を学び、その後旅絵師として活動されていたようです。1902(明治35)年に36歳で上京して川端玉章氏に師事し目覚ましい活躍を遂げられた後、関東大震災後に広島に移住してこられた地元の作家さんです。
私は折角滝を見てきたのになかなか描き始めずに時が経つばかりなので、「滝の名手の絵を見て来よう」と思った次第です。
水墨画を描こうという訳ではありませんが、まあ短冊に淡彩で描くところから始めようかなと。
(しかしミニ色紙にちょっとした絵を描くのも水分多過ぎて紙が痛んでしまいました。)
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このような少し侘し気で美しい山水画、雪景が多いです。
田中賴璋氏は元々旅絵師として活動していたことからか、幽玄神仙的な世界だけでなく実景を投影したどこかにありそうな親しみやすさもありました。
1月13日まで開催されていますのでお正月の和風な気分を味わいに行ってみてはいかがでしょう。
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場所は被爆建物 旧日本銀行の東側
広島市中区袋町5-15