ユーラシア連合の破壊と再生について
僕は既に戦争当事者としての責任を負いつつある。
非常に残念な事だが日本に住む誰しもが生産活動に従事するだけで、間接的にロシアへの攻撃となる。
これに関しては戦争に無関心な人々も同じく、このような状況であり、とある集団の利益が、別の集団の損失に繋がってしまうのが戦争である。
今、日本の利益は、ロシアの損失となる。
逆を言えば、ロシアの利益は日本の損失となってしまう。
しかし、全てがそうではない。
中国はロシアと利益を共有し、ベラルーシも同じくである。
また、その勢力に付随する国々がチラチラ存在している。
それらの国々は我々と利益相反を起こしている。
その視点においては既に世界大戦である。
僕達日本は既にロシアを苦しめている。
仮に、この戦争に勝った場合の事を考えてみたい。
破壊と再生
我々は既に二度の世界大戦を経験し、一度目は敗戦国を徹底的に破壊し、二度目は再生した。
一度目の処理、つまりヴェルサイユ体制は大失敗であった。
その反省の結果、今の日本は存在している。
またドイツは再びヨーロッパのリーダーに返り咲いている。
そして今の状況、これを第二次東西冷戦というべきか、第三次世界大戦の前兆と見るべきなのかは分からないが、今、確実に言える事は、ロシアはウクライナを破壊していて返り血を浴び、我々はロシアを破壊しながら返り血を浴びているという事である。
僕は今回の戦争が我々の勝利、つまりはロシアの侵攻を止め、クリミア半島もウクライナに返還される事態になった場合、ロシアは経済的にボロボロの状態になっているだろう。
僕達は、そのような事態になった時、ロシアの再生を助ける意思表明を現段階から示しておく必要がある。
ユーラシア連合と一帯一路
我々が破壊を試みている敵は、ロシア、という国ではない。
プーチン政権影響圏であり、そのプーチン側の枠組みがユーラシア連合である。
そして、これは中国共産党政権の一帯一路と同盟関係である。
この巨大連合が我々が戦っている相手の正体である。
ロシア人への個人攻撃などを行なっている人々は、そんな無駄な行動を今すぐやめた方が良い。
象と戦っているのに、毛抜きで毛をむしっている状態よりも遥かに不毛で効果のない下らない攻撃である。
我々の敵のサイズは恐ろしく大きい。
そこに所属する全ての人々を敵に回して闘うべきではない。
思想面では多くの現在ユーラシア連合と一帯一路に属している人々は味方である。
そして強烈なプロパガンダによって影響を受けている人々も本質的な敵ではない。彼らは敵として振る舞うが、また別の思想の植え込みによって日和見的に変化する。
しかし我々は精密な攻撃をする事は出来ない。
ロシア経済圏全域を攻撃している。
ロシア軍人個々人を殺害する武器や資金を提供している。
それによって東西が分裂する事によってユーラシア、一帯一路連合の結束は強まり不安定になり凶暴になる。
しかし、多くの人権問題と侵攻の実態に当たって、我々の政府達の連合は燃え上がらないまでも、戦う事を決定している。
そこに属している以上、僕達は彼らにとって、敵陣営に所属する人々であり、我々の経済制裁が民間経済を破壊しているように、彼らの攻撃は僕達の生活に届くだろうと思う。
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