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KEIZAI MEGANE

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投資や自身のビジネスを通して 僕自身の経済観念を探求していくマガジンです。
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2022年10月の記事一覧

自分で動く経営者の末路

自らの傷に塩を塗り、死刑台で縄を首にかける。 そんな馬鹿な行いを人間はする訳はない。 しかし、そんな馬鹿な行いを行ってきた自分自身の自生録。 無能経営者は多忙実は経営者の大半は給与が驚く程安い。 これは月給幾ら、年収幾ら、という視点では一概にそうとも言えない。 ただ、時給という見方では、最低賃金を割り込む経営者も珍しくはない。 そして、ハッキリと言おう。 そうなる経営者は正直、経営の才能が無い無能者だ。 その筆頭に僕自身がいる。 一日20時間働けば、時給1000円

100万支出

今月の個人的経済ニュースはセルフファンドから100万円が流出したお話。 事故ではない。 それぞれ為替部門、株式部門から50万円ずつ支出された。 内訳は事業資金の補填と借金の返済だ。 また、この支出は投資収益のプールから出て行った。 つまり100万円稼いだ、というという状況でもある。 資産運用で100万円作ったが、それが手元には残らなかった、という話でもある。 月末の経済マガジンのネタとしては丁度いい。 2022年十月末顔にスチームをあてながら、珈琲を飲む。 今月も沢山

恐ろしい程退屈な人生

人生は恐ろしく盛大な暇潰し。 誰かがそう言った時、僕は反感を覚えた。 しかし、今はそれが傲慢な思い過ごしてあったと気が付いた。 人生が潰すべき暇ではないと思っていたのは、人生がある程度、思い通りになると勝手に信じていたからだ。 今までの結論的に人生は思い通りにはならない。 それ処か残酷で無常だ。 何かを築き上げる事が出来る人は、これからも、人生を潰すべき暇ではなく、残された宝物だと信じて生きて欲しい。 僕もそちら側に居たかった。 居たかったが、出来なかった。 大半の

帳簿の読めない日本人

猫に餌を与え、珈琲を飲んで、この文章を書き始めよう。 この文章を書く前に優しい言葉で、同じ内容を書こうと試みたが、挫折した。 日本人はお金の事をある程度わかっていますよ、だから、もう少し上を見るのは如何ですか?みたいな文章だ。 展開と結論がブレて、読むに堪えない駄文になってしまった。 今度は頭の中にある事を素直に吐き出そうと思う。 お金は元本資産この話の最も確信的な論点はお金は元本資産である、という事である。 僕には多くの人がお金をただのチケットか何かのように使って

不況=クレジットの喪失

激しい眠気に襲われる午後五時半。 仕事が終わり書斎に戻って、猫の部屋を片付ける。 自分の仕事が終わったら、掃除機をかけて今日の書斎の営業は終わりになる。 僕は書斎で仕事を始めると、ここにいるんだな、と安心して各々勝手に遊んだり寝たり、時に僕を呼んだりと伸び伸びし出す猫共が愛おしい。 マガジンにて、最近は僕自身が経済の一体何を見ているのか、について書いてきた。 ハウツー系として役に立つ程の事でも無いが、投資生活が成果を出している今、その考えを記述しておく事には何らかの意味が

経済周期と日本経済

の続き。 前回はタイトルの内容には殆ど触れずに、生産性の向上が起こっている事は間違いなく、その上で債務周期を考える時に感じる日本経済低迷の30年への違和感について触れた。 一般的には直線的右肩上がりで仮定されるマクロ的生産性向上のグラフは日本においても右肩上がりではある。 手に入る情報量も、処理出来る情報量も作れる製品の量も質も向上し、実生活では30年前の不可能が今の当たり前になっている。 この件におけるグラフの制作コンテンツは僕の仕事仲間に任せて、僕は専ら文章で、それ

通貨の超中立性とクレジットの喪失

今月は無理。 ここ数ヶ月、経済的自立(金融所得が生活コストを上回る状態)の維持に対して、毎月、そう思ってきた。 しかし、今月も何とかなりそうな見通しだ。 月利益合計の最低ラインを20万円に設定していて、それを割り込むかどうか、というのが、経済的状況の維持に対する評価基準になっている。 今月もその基準は超える。 景気動向は悪く、株価の各指数は年初から下落に転じている。 この状況下において、資産増加を維持するのは難しい。 債権も暴落しコモディティ価格はとてつもないボラティリ