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自分の仕事のことを少し

こんばんは。

前回は自分のことを話しましたが、ダラダラと書いてしまいました。

まだまだ自分の文章力はそんなものかと思います。

まあ、よしなにお願いします。

さて、今回は自分の仕事のことを少しノートしたいと思います。

●フリーランスのパタンナー

僕はパタンナーという言葉があまり好きではありません。なんとなく道具のひとつにしかすぎない、という感覚があるし、そう思って仕事をお願いしている方も多いと思います。しかし洋服はパターンがなければ始まりません。もちろん生地や素材、ミシンで縫製する方もあってはじめて完成します。しかし一番のこだわりあるデザインのもとはパターンであると感じています。

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僕はデザイン科卒業なので通常であればデザイン画を描くのが仕事になる予定でした。ところが在学中はとにかく服を作りまくっていて、絵を描いてパターンを起こし縫製し完成した服をみるのが好きでした。洋服作家みたいな感覚だったのかな、すべての工程があって一つの服が完成することを肌で感じていました。その中でも、自身がこだわれるところがパターンであったのかもしれません。パターンはデザインを具現化します。パタンナーはデザインを理解できなければ務まりません。つまりパタンナーがデザイナーであればいいじゃないか、という感覚。高い服も安い服もパターンの料金は変わりません。それなら絵と一緒でデザインを一番具現化できているパターンがベスト。パタンナーはデザイナーでないといけない。海外ではモデリストと呼びます。そしてデザイナーはスタイリスト。デザイナーはスタイル(イメージ)を作る、モデリストはモデル(服)を作る。そう、服を作るのはモデリストだなとつながります。当たり前のことなんですね洋服文化圏では。

その思考があった故に、自然とコレクションブランドでは立体裁断をメインとしたブランドで技術とセンスを磨き、友人のブランドの立ち上げではパターン作成を軸としてブランドの立ち上げを行い、現在は色々なブランドのパターンを請け負うようになりました。

僕は経験と技術を売りにしているわけではありません。取引してくださっている方々は僕の絵(パターン)がブランドと共鳴していると感じるからだと勝手ながらに思っています。

●3Dシミュレーター

これは自然なナガレで3DアパレルCAD「CLO3D」というソフトを使用することになり、そのソフト導入した会社と協力して新しい事業を今年中にローンチする予定です。また、私自身はオリジナルブランドも立ち上げる予定です。

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このソフトの内容は、同じnote内でも使用されている方がいます。また、オリジナルブランドのサイトのブログで詳しく紹介(思いを)していきたいと思っておりますのでご参照ください。

そして。。。↓

●オリジナル受注服ブランドの始動

 端的に言うと今できることをしようと思い、とりあえず立ち上げようと行動に移しました。

上述のCLO3Dを使用した商品のCG写真をのせて受注販売してみようという、サンプルも作らず、生地や色展開もサイトにのせることができるので、ある意味究極のサスティナブルなブランドです。注文が入った分だけ作り上げる、在庫もサンプルも持たないエコ。が、そう謳うつもりはあまりありません。単純に新鮮だと思うからです。サスティナブルは常識です。常識の上に立ってどういうモノづくりができるかという次元にきています。今の経験でできることをする、そして試行錯誤の上で続けていくというのが、今できる大切なことだと感じています。車や家のカタログはほぼCGです。その波が洋服にくるのもコロナの影響で時間の問題になりました。今ここでやってみることで、多くの企業が同じベクトルで物事を進めてくるでしょう。僕なりにそれにのまれないような服作りを行っていく予定です。微力ながらも新鮮なモノづくりを常に行いたいと感じているので、是非定期的にチェックしていただければ幸いです。

2020/7/14 ローンチ予定




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