『ライチ×ピーチジャム』が美味しすぎる件　前編

外出自粛期間中、百貨店になかなか行けなかったので、久しぶりにお気に入りのドレッシングを買いに出かけた。

以前、友人に薦められてからドハマリした、SAISONFACTORYの『にんじんドレッシング』である。

これさえあればエンドレスに野菜を食べられるくらい大好きなのだが、自粛期間中は百貨店に買いに行けず、近所のスーパーで手頃なドレッシングを買ってみたのだが、やっぱり違う。

『やっとモリモリ野菜を食べられる』

そう思いながら、いざ百貨店へ。

平日の夜でもそこそこ客は多く、密集具合に少し不安を感じながらも、『買うものは決まっている。ちゃっと買ってちゃっと帰ろう！』と自分に言い聞かせ、お店にたどり着くと、看板商品なだけあって、目立つ場所にディスプレイされていた。

ドレッシングの瓶を片手にレジへ向かうと、自宅用であればお得な大容量のペット容器の物もあると店員さんに言われ、一人暮らしの冷蔵庫には不釣り合いな大きさのドレッシングを購入することに。

良いのだ、私はこのドレッシングを食べたいがために野菜を食べているのだから。

レジで会計の際に、ふとレジ横に置かれていた『旬』の文字が気になり、よく見てみると『ライチ×ピーチジャム』なるものが！

『これ、絶対美味しいヤツや！』と私の中の美味しいものセンサーが働き、気がつけば「これもください」と言っていた。

しかし、言ってから気づいたことが２つある。
ひとつは、私はジャムが苦手であるということ。
そしてもうひとつはジャムにしては1500円超えと値段が高すぎること。

『食べられへんやつやったらどうしよ…』

そんな不安を抱え、会計を済ませるのであった。