泣きわめく子どもと戦うな
久しぶりにスーパーで泣きわめく子を見かけました。
あなたはその場面に遭遇したとき、どんな気持ちになりますか?
どんな反応をしてもOKです。
私もその時々で感じることは違います。
子どもの泣き声は日常でずっと聞いていたので、保育園に勤めていた頃は全く気になりませんでした。退職後はうるさいなと思っていました。チャイルドセラピーを学んでいるときは一緒に泣きそうになったことも(笑)
今回はお母さんの感情についてみてみましょう。
一番多いのは「泣き止ませようとする」でしょうか。
それでも泣き止まないと怒るというパターンをよく見かけます。
「泣くこと=悪いこと」という思い込みがありませんか?
周りの目が気になるというのももちろんあると思いますが、泣いている子どもを見ると、潜在意識に押し込めている感情が出てきます。
幼い頃に泣くことを我慢しませんでしたか?
「お姉ちゃんでしょ?!」と言われた人もいるかもしれませんね。
泣くことに対して「負の感情」が出てくるのはそういう経験からではないでしょうか?
私は幼稚園や保育園で受け持っている子どもたちが泣くとイライラが止まりませんでした。
まさしく「お姉ちゃんでしょ?!早く泣き止みなさい」と言われて育ちました。それが悪いと言って父や母を責めるつもりはないですよ。ただ、その頃の私にイメージの中で話しかけました。これはチャイルドセラピーを学ぶ中でワークとして始めました。
声をかけるとワーッとイメージの中の私が泣き始めて、「今」の私も涙が流れます。それだけで自分の中にあった泣けなかった感情が溶けてなくなります。これを繰り返すことで、目の前の子どもたちにイライラすることはなくなりました。
もし、お子さんが泣いているのをみて感情が揺さぶられるのなら、あなたも泣けなかったのかもしれません。子どもたちは泣いていいよってお知らせしてくれているのかも。
泣くのが恥ずかしいという方もいらっしゃるでしょう。そんな方はドラマや映画、小説など感情移入できるストーリーにどっぷりハマって泣いてみるのはいかがでしょうか?
泣きわめく子どもと戦う必要はありません。
あなたの中の小さなあなたを癒やしてあげましょう。
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