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涙が溢れるほどの感謝をあなたに

あなたとの思い出を振り返ると、自然に涙が溢れてきました。
こんなにも私のために頑張ってくれて、文句も言わずに支えてくれていたんだね。

あなたと初めて出会った時のこと、残念ながら記憶にありません。
あなたと一緒に歩き始めた日のことも、忘れてしまいました。

今、あなたとの日々を振り返ってみています。

幼稚園のとき。

クラスのみんなで近所の公園にお散歩に行って、遊びました。
幼稚園に帰るよと集合をかけられた時です。
ペアの男の子に手を引かれ、列に向かった時、つまずいてこけました。
運悪く、溝に頭を突っ込む形になり、オデコを切りました。確か12針縫ったと思います。
コケる時、あなたが視界に飛び込んできたのを覚えています。

小学生低学年の時。

学校からの帰り道、トイレに行きたくなったけど、誰にも言えなくてお漏らししてしまいました。
その時もあなたは私の視界の中にいました。

小学校高学年の時。

階段の上から凍結した道路にジャンプして、案の定滑ってコケて背中を擦りむきました。
一緒に痛がってくれたのはあなただけでした。

中学2年生の時。

なんのために生まれてきたのか分からなくなり、学校に行くのがイヤになりました。
それでもあなたは毎日私を励まして、連れて行ってくれました。
父と共に日本アルプス縦走している時もついてきてくれて、一緒にヘロヘロになったり、壮大な景色に感動したりしたね。

高校生になって

朝は走ることが増えました。
友だちが朝に弱くて、一緒に迎えに行って遅刻ギリギリ猛ダッシュをよくしたね。

大学生になったら

車で出かけることが一気に増えて。車がないと行けない田舎の大学だったからね。
初めてのドライブもあなたと一緒。ガクブルもいい思い出。

剣道部に入って、下手くそなのに頑張りました。4回生の時、公式戦で初めて勝った時も一緒にいたね。あなたのおかげで踏ん張れました。

職業が安定しない日々

大学附属幼稚園、託児所、私立幼稚園、百貨店販売員、アクセサリー販売員、医療事務、私立幼稚園、公立保育所、私立保育園、セラピスト……

山あり谷あり人生

晩婚、不妊治療、子なし人生選択。
いろいろありすぎて省略しちゃったけど(笑)

どんな時も私を支えてくれて、不安や恐れで押しつぶされそうな時も、一歩踏み出してくれて。

行きたい場所に連れて行ってくれて。
勇気が出ない時は震えながら一緒に向かってくれて。

そっちじゃないよって思う時もきっと黙って連れて行ってくれたよね。

なんて強いんだ。
なんで優しいんだ。

それなのに、私は長い間あなたを労うこともなく、感謝することもなく過ごしてきました。

改めて感謝を伝えたいと思います

私の大切な『あし』さん、ありがとう。
そして、これからもよろしくお願いします。

さて、これから『足湯』をします^ ^

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