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中年の神話

神話の力を読む読書会に参加しています。

人生にはその節目節目にふさわしい神話があるとキャンベルは言っています。
子どものための真実と、もっと歳をとったもののための真実。

歳をとって、知人や前からいた人たちが死んでしまい、世の中自体が移り変わっていくときに心に入ってくる神話がある。
一方で、若い人たちには、これから出会う世界で、その世界と付き合い、愛し、戦っていくための神話がある。
だから、発達段階に応じた別の神話が必要なんですって。

子どもでもなく、歳を取りすぎてもいない、中年という世代に生きている私。
全てがうたかたの夢というには若すぎるし、おとぎ話では満足できない。
そういう年代に必要なのはどんな神話なんだろう。


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