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LIFE再現LIVEに行ってきた

8/31にオザケンの武道館LIVEに行ってきました。

LIFE再現LIVEという公演で、30年前の1994年8月31日にリリースされたアルバム「LIFE」を再現するというもの。

台風10号が近づく中、予定通り開催されるのか不安したがでしたが予定通り開催されました。
SNSでは参加見送りの書き込みも相次いだものの、実際のところ空席はほとんどなく、沢山の方が参加出来ていたようです。よかった。

1994年にリリースされたアルバム LIFE

少し早めに行き、グッズ引き取りした後に武道館前のレストハウスで開場まで待っていたのですが、そのときに隣の席にいたファンの方と少しお話しできました。その方たちは一人は沖縄、もう一人は高知からと、「台風大丈夫なの?」って聞きたくなる地方からの参加者。
特に、高知の方は、台風のことを知って「すぐに予定変更して東京に来た」とおっしゃっていて、土曜日のLIVEのために、水曜日に移動してきたそうです。
すごい。
オザケンファンならば、それくらいのことをしても参加したい公演だったということでしょう。

グッズ引き取り場所

セットリスト

1.台所は毎日の巡礼
2.流れ星ビバップ
3.フクロウの声が聞こえる
4.強い気持ち・強い愛
5.サマージャム’95
6.天使たちのシーン
7.旅人たち
8.大人になれば
9.台所は毎日の巡礼
10.ぶぎ・ばく・べいびー
11.彗星
12.流動体について

LIFE再現:逆から
13.いちょう並木のセレナーデ(オルゴール)
14.おやすみなさい、仔猫ちゃん!
15.ぼくらが旅に出る理由
16.今夜はブギーバック
17.ドアをノックするのは誰だ?
18.いちょう並木のセレナーデ
19.東京恋愛専科・または恋はいってみりゃボディーブロー
20.ラブリー
21.愛し愛されて生きるのさ

こうやってみると、沢山歌ってくれたなと思う。
だけど、あっという間でした。

大合唱の「愛し愛されて生きるのさ」の後、電気が煌々とつき、もう一度「愛し愛されて生きるのさ」をアカペラで歌い終了。
ドラマチックに盛り上がった後の若干あっけない終わり方だったんだけど、総じて終わりとはそういうものだろう。

LIFEの定義

LIFEとは「生きているものが持つ特徴を支える力」という、辞書からの引用を紹介してくれました。
それがすごくしっくりきて、この身体の中にLIFEが息づいているのを感じ、それぞれの人の中にLIFEがあるということを再認識した感じ。

自分の中のLIFEと、相手の中のLIFEを尊重することが出来れば、戦争はもちろん、日常の中で起きている小さな傷つけ合いのようなことがなくなって行くのではないかな。

自分の身体に意識を向けることが出来ない人が多く、そのことが失体感症、失感情症に繋がっているという話もあるので、特にそう感じたのかも。

genarationは30年のことらしい

毎回、オザケンのライブにいくと、どこかのタイミングでうるっと来るのですが、今回は最後の最後に来た。

ナーンにも見えない夜空 仰向けで見てた
そっと手をのばせば僕らは手をつなげたさ
けどそんな時は過ぎて 大人になりずいぶん経つ

愛し愛されて生きるのさ

何度も繰り返し聞いて、何度もくちずさんできたこのフレーズ。
LIFE発売から30年後の2024年8月31日。
急に30年という年月の重みを感じました。

大人になりずいぶん経ったことを改めて実感。
30年の間に良いことも、悪いことも、色んなことがあった。
みんなに等しくすぎていく時間の中で、親しくなった人、離れていった人、亡くなった人、今、一緒に過ごしている人のことを考え、そして、自分に対して、よく生きてきたな。という思いが湧く。
私は、あまりネガティブな物事の捉え方をするほうではないけども、やっぱり、よくやっていると言うのが合っている気がする。
うまくやれている。ではなくて。

30年後の約束

2024/8/31から30年後という話題が何回か出た。
2054年。
80歳。
どんな気持ちでLIFE再々現を聞くのだろう。
勝手に30年後にLIVEにがあると思って、妹と一緒に行く日を楽しみにしている。

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