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サブラージュって何?〜FPでなんでも潰したい〜

※フォローさせてもらっているAKISENさまの画像をお借りしました。感謝!

サブラージュ【仏:Sablage】
クッキー生地を作る時の技法のひとつで、小麦粉とバターを両手で脂肪と粉を混ざり合うように揉み、さらさらした顆粒状にすること。その状態が砂(sable)のようであることに由来している。
サブレ生地は原則、サブラージュを用いて作る。

最初にバターと小麦粉を合わせることでグルテンの発生が抑えられ、生地同士のつながりが弱くなり、食感はサクサクともろくなる。

パティシエWikiより サブラージュ|パティシエWiki/パティシエのための洋菓子・製菓用語集 (patissient.com)


気温も気分も停滞しがちな冬。みなさま変わらずお過ごしでしょうか。
やり場のない破壊願望をお抱えでないでしょうか。(えっ)

突然ですが、私アトリエトモコ。フードプロセッサーを購入しました。(以下FP)
つまり、調理器具のあれ。挽肉とか作れる強力ミキサー。
ファイナンシャルプランナーではない。昔、銀行員でした。(今なんの役にもたってない)

しょうもない話はおいといて。
FPという調理器具について。前から欲しいとは思っていましたが、価格や収納場所などを考えると、最優先事項ってワケではありませんでした。
なんか刃が物騒だし。

FPのような便利系ガジェットは、最初は機能に感動するものの、出すのが億劫で使わなくなる運命を辿りがち。

うちでは必要性を感じないわ。持ってるけど全然使ってないよ。って方も多いのではないでしょうか。

でも使ってみたら革命だったんです。
この新鮮な気持ちを新鮮なまま書き留めたい。食材をペーストにして真空パックしておくようにね。ということで記事にしておこうと思った次第です。

私が購入に至った決め手は趣味のクッキー生地(サブレ)が一瞬で出来るのと、
ドケチ根性野菜嫌い克服、時短などマルチな用途に使えるということです。

私的フードプロセッサー(FP)のメリット

①お菓子作り・・・サブラージュ製法により、さくさくのクッキー生地が仕上がる
②ドケチ根性・・・古い食パンからパン粉、萎びた野菜をハンバーグの具に、固形チーズから粉チーズなど、フードロス削減
③野菜嫌い対策・・・ペースト状にして野菜の食感を消せる、消化にも良い
④時短でプロの味・・・下ごしらえの手間を省き、プロっぽい味になる(ポタージュ、玉ねぎソースなど)

amazonで約3500円
ボウルの直径と私のかわいらしいお手々(直径約15cm)
レンチンしたサツマイモ
ガーッ→パラパラ
小麦粉(振るわない)、バター、砂糖などとガーッ
勝手にまとまる
たくあん2本(笑)
切ってオーブンで焼成→サツマイモクッキー


amazonで当時約3500円というお手頃価格でした。
アフィリエイトではないですがご参考に。

大きめサイズのステンレスボウルというのと、速度が二段階選択できるのに惹かれました。
使ってみると、フタを閉じないと刃が回転しない構造になっているのと、パワフルなのに作動音が意外と小さい(主観)のが気に入りました。
透明なフタなので、視認性も悪くありません。

①お菓子作りに関しては、クッキー生地がお手軽。冷たいバターを入れてポロポロの状態にして混ぜる、サブラージュ法によりサクサクと食感の良いサブレ風な生地が労なく大量に作れることが大きなメリットです。

他にも野菜のパンケーキ、マフィン生地なども簡単。
野菜粉砕→小麦粉、卵、牛乳と順に混ぜれば行程が全てFPで完結する(ズボラ)ので手軽で洗い物が少ないです。
ホットケーキミックス200g+にんじん+牛乳、卵などもこのボウルで全て混ぜられました。

②ドケチ根性については、パン粉を買わなくても食パンで生パン粉が作れる。余った野菜や惣菜を処理出来る。(何でもハンバーグ、餃子にw)
固形チーズをパラパラにしてピザやパスタに、など食材を無駄なく、しかも食感を変えて使い回せるのは節約になりレシピも広がります。

③野菜嫌い対策④プロの味
野菜(食感、下ごしらえ)嫌いでもペースト状にしてポタージュやカレーに入れることによって栄養素、消化効率も上がるので、離乳食作りやこっそり野菜を摂取させたい方にもおすすめ
なめらかな食感を混ぜる・つぶす労力なしに出せることは時短で料理上手っぽくなれそうです。
和風玉ねぎソースは料理のコク出しに定番になりそうです。


デメリット的なものについて

・つぶすだけ
私の購入したFPは替えのアタッチメントなどはないので、粉砕することしかできないのですが、パン生地、千切り、スライスなど調理のバリエーションが広がる製品もあるようです。
食材によって、下準備で細かく切っておく必要がある。何秒回すと良い状態になるか、というのは慣れと経験が必要です。

・収納場所やメンテ
少し高さがある構造です。うちでは鍋を入れている深い引き出しに大鍋に重ねて収まったので問題なさそうです。
メンテに関しては、刃が鋭利なので手を切らないように細かいブラシなどで洗う。刃やモーターがどれほど保つか、食洗機使用が可能か(一度刃を食洗機に入れたけど、ウチでは大丈夫そう)など、危ない・煩わしいと感じる方にはミスマッチかもしれません。

一台7役なんて多機能製品もあるようです


以上。読んで下さりありがとうございました。
もし検討している方の参考になれば幸いです。

購入してからFPで食材を潰すことしか考えていなかったので、
昨日のきんぴらを混ぜ込んだハンバーグを知らずに食べている夫に「初めてハンマーを持って打つ釘を探しているようだ」「もう釘はないよ」とからかわれました。
「次は、お前を潰してやる」(ええ・・・)※ジョークです
さぞ、血に飢えたシリアルキラーのような眼をしていたに違いありません(笑)
その夜は野菜を食べない子ども達もハンバーグを楽しんでくれたので、温かく満ち足りた気分でしたよ。

今夜は謎餃子にしようかな♪(何の肉?)
手頃な値段で調理に革命が起きたのでちょくちょく使っていきたいです。

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