マスクの話 その2
前回のマスクのおはなしはこちらから↓
マスクの販売を始めるきっかけになった出来事のひとつに、「毎朝ドラッグストアに年配の方がマスクを求め並ぶ」という事を知ったからです。
もともとあまりマスクを着用する習慣のなかった年齢の方たち。
ストックのマスクを持っている方も少なく、不安に駆られての行動だと思います。
「なかなか手に入らなくなってしまったから、並んででも買いたい。」
「家にあるストックが少なくなってしまったため。」
「働きに出ていく孫のために、マスクを買ってきてあげたい。」
みなさん事情はそれぞれみたいです。
もしそんな方に手作りマスクを知ってもらう事ができたのなら。
不要不急の中、毎朝並ぶ人が少しでも減るんじゃないのかな。
外出することのリスクが減り、店員さんたちのリスクも減る。
それは願ったり叶ったりの話。
以前近所の方(70代女性)にマスクをオーダーされて、数枚お渡ししたことがあります。
そこからの紹介で何人かの方に、たくさんのマスクを販売させて頂きました。
その中で常に言われたのが
「欲しくてもなかなか買い方がわからない。」
そんな言葉でした。
ハンドメイドのイベントなども軒並みなくなり、不要不急の外出が制限される中で、年配の方たちがどこで手作りマスクを手に入れる事ができるのか。
ネット上にはたくさんのハンドメイド作品を買える場所があり、実際にネット環境になれている方たちはそこで購入することができます。
でもネットを使う事が苦手な方たちには、なかなか購入する方法を伝えることができないのが現状です。
自宅の近くのスーパーだったり、八百屋さんだったり。
わざわざ出かけるのではなく、食材などの必要な物を買いに行くついでに買えたらいいのにな。
ちなみに自宅の近所のスーパーに相談してみたら、お断りされてしまいました(残念)
なにかいい方法はないのだろうか…。
※ハンドメイドの布マスクに、既製のサージカルマスクのような効果が無いことは承知しております。
既製品が手に入らない中で、何か他の方法がないかと思っての次第です。