シャーマンとしての人生
シャーマンは、別になろうとしてなったわけではない。
前職は、個人の、生まれながら持っている独自の才能を見出すのが好きな単なる一コーチだった。
それも、経営者のコーチ。
エグゼクティブ・コーチといえば、かっこいいかもしれない。
上場企業の社長とか、自分や会社の未来に強い関心のある人がお客さんだった。
他人の事はわかるけど、自分の事って結構分かるようで分からない。
やっとの思いで(それこそ10年以上かけて)自分の才能を突き止めたら、シャーマンの霊媒能力以外の、何ものでもなかった