奇妙な親近感
第1巻、2巻、3巻…かァ~らァ~の…5巻!? そして4巻。
[水-金-地-火-木-土-天-海-冥]が1979年からおよそ20年、“…-冥-海”と反転していた如く並ぶ全5巻――《京都守護職日誌》。
文久2年から明治改元直前まで――とゆーから、わが大好物〈新選組〉もガッツリ登場?
だって会津藩預り、京都守護職配下の狼だもの。
さて《刀剣乱舞》は〈粟田口派〉の“粟田口”界隈にひょっこり生まれ育ち、送迎2番バスさんで通った幼稚園が…
…会津藩容保公が守護職の陣を張った、盛り盛りアフロ仏でも有名な金戒光明寺にある。
当時はそんな歴史的事実など露知らず、お寺の大講堂で、給食の腹ごなしに遊び転げ倒していたものだから。
座す釈尊も、半眼見開き呆れていたろうさ。
ついでにちなもう!
わが本籍は壬生寺至近、“町名番地”だけが違う場所。
…で、ご先祖さまが唾つけた土地は今?――と昔、興味本位で訪ねてみたらば…ビルだった。
「…壬生狼、オソロしおすなァ」とかビビッてたかねぃ、ご先祖さまよ?
…と、時間軸は150年ほど違えども、ほぼ同じ座標軸に時折ちらつく新選組――残影。
芹沢鴨粛清の顛末も、シレッと記録してあるんだろうねぇ?
幕末動乱――文久から元治、慶応。通った幼稚園のお寺に、容保公と会津藩士がワラワラ駐在していた頃の――《京都守護職日誌》。
時空を超えた奇妙な親近感、と共に読破してみたいが。何せこの分厚さだ、20年は捧げねばなるまい!?