見出し画像

高知の牧野植物園|028

だいぶん前のことですが...一度行ってみたかった牧野植物園に行ってきました。短い滞在時間でしたが憧れの植物園を歩くことができ、とても楽しい思い出となりました。

牧野さんが館長をした植物館なのかなと勝手に想像していましたが、実際は博士逝去の翌年に開園した植物園だそう。
とはいえ園内には牧野さんや高知にゆかりの植物がたくさん展示されています。
季節の花々を植え替えてインスタ映えを楽しむ公園ではないので、あんまり植物に興味のない人にはちょっと地味(失礼。華やかな花畑もあります!)かもしれません。
でも自生植物や日本の固有植物に興味のある方はきっと楽しめると思います。

牧野植物園は山の斜面を利用して作られており、上中下の位置に施設があります。
一番有名なのは内藤廣さん設計の本館や展示館。牧野博士や植物館に関して展示を行なっています。


植物研究交流センター

また中腹にある植物研究交流センターは新しいショップやレストランが入っています。


温室

そして一番下には温室があり、入り口のみどりの塔が有名だそう。
この3つの建物を繋ぐように、山の傾斜を下りながら散策しました。

印象に残ったのは高知の植物を集めた「土佐の植物生態園」
案外関西圏でも見られる植物もありつつ、やはり自然豊かな高知らしい植物もあったり。


またちょうど絶滅危惧種のガンゼキランの大群落が満開ということで、山道を進んで斜面地に咲くガンゼキランも見ました。

なかなか関西圏から気軽に行ける場所ではありませんが、また行く機会があれば違う季節に行ってみたいと思います。
それにしても平日に関わらず来園者がとても多く、人気の観光地だと納得しました。
レストランも割と混むので(他に飲食店はなさそう)時間には余裕をもって行った方がよさそうです。

りっか

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?