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三浦綾子さんの神様

『氷点』『塩狩峠』が有名な三浦綾子さん

まだ思春期の頃に読んだ彼女のエッセイに

生きがいについて書いてあった


うろ覚えだけど


仕事でもなんでも

それを生きがいにしてはいけない


それは、病気をしたら

失ってしまうような儚いものだと


そして


信仰こそ唯一

生きがいになりうると


自分のぼんやり想像していた信仰とは違って

敬虔なクリスチャンである彼女のそれは

ありありと神様が実在するかのようなものなのです!


じゃあ、何の宗教にも入っていない自分はどうすれば良いの?

と昔々に思ったのでした


でも最近、毎日毎日絵を描いていて気づいたのです


彼女の言っていた神様に

ほんの、ほんの少しだけ会えるかもしれません


色と自分だけの静寂

その興奮と喜びの中に

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