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クラファンを始める ①
いつかクラファンをやりたい、、!そんな風に漠然と感じていた。そんな風に思っていた時は特に何かお金を集める目的意識があったわけでもなく、社会貢献性のある活動をしようと思った意識ではない。
ただ、クラファンは自分が本当に困ったときにとても便利な仕組みだと何年も前から直感的に感じていた。
そして、その困ったタイミングがすぐ目の前まで来ている。
2025年1~3月は店を閉め、冬季休業。その間のクラファンである。
・クラファンを始めたキッカケ
「クラファンをやろう、、!」という気持ちは6月頃から考えていた。理由は二つある。
一つ目はアトリエにある「marble machine wall2」という僕の代表作をブラッシュアップしていくには膨大な時間が掛かる為、休業期間を設けなくてはならず、その為には製作費・活動維持費が必要であるからである。
二つ目は今回のクラファンは練習としての意味がある。先々のことを考えていくと、きっともっと大きなお金が必要な場面が必ず出てくる。そうなった時にクラファンに対して抵抗感がない状態で‟気軽にトライ”してみる行動のキッカケになると、まだ見ぬ自分の理想的な未来に辿り着ける気がする。2つ目は直感的な部分が大きい。
なので、随分と前から火種を作り、少しずつ闘志を燃やしていた感はある。
、、とはいえ、クラファンをやろう!と思っていてもそうした事を先延ばしにして、なかなか行動に移せないという人もいるんじゃないだろうか?
僕自身も今回のクラファンの取り組みを始める前は「実際、クラファンってよくわからない部分が多いな」「色々なクラファンがあり過ぎてよく違いがわからない、、」など、色々と踏み込んでいくのに躊躇してしまっていた。
この状態は良くないなあと思っていた時に出逢ったのが「療法士と子育て専門職の発達支援室 おやこみらい」さん(代表松田幸恵さん)のクラファンである。
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松田さんはアトリエが開業した初年度の年から遊びに来てくれていたお客さんでもあり、不登校の子ども達をアトリエに招き遊んでもらう企画もしたことがある。
そんな松田んさんとの縁もあり、事業も子育て繋がりで活動の一部始終が気になっていた。、、そのタイミングでクラファンをしていたのは大きい。これは身近な人がクラファンをすることが自分にとっての影響力があるという実感のある出来事だった。
その後、同じ子育て支援事業者として支援したい気持ちとクラファンについて学びたい気持ちもあり、クラファンを応援することになった。
・For Good(フォーグッド) - ソーシャルグッドなクラウドファンディング
![](https://assets.st-note.com/img/1731804040-QlNDxs1tXuK7B5LfV3mvnYja.png)
松田さんは「For Good(フォーグッド) - ソーシャルグッドなクラウドファンディング」というクラファンサイトを利用していた。
ここは他のプラットフォームと大きく違い「社会貢献に特化」していたり、掲載料が無料だったり、8割以上の実行者が目標金額を達成していたりする実績のあるクラファンサイトだった。
そして、魅力に感じたのは「ALLinALL方式」という支援者が少しずつ手数料を支払ってもらうという形で、プロジェクト実行者は達成の有無に限らず、支援金が全額もらえるという点にある。
もちろん、取り組むからには全額達成で動いているのだけど、初めて取り組む人にとってこのシステムは心理的ハードルを下げる上でとても良いと感じた。
・クラファンは単なるお金集めじゃない
![](https://assets.st-note.com/img/1731804803-ckuA3N8fHTMonp1yDVFjJZmt.jpg?width=1200)
現在、クラファンを実施することを決め、SNSを中心にクラファンをするので、応援して頂きたい気持ちを伝えながら、実際に支援者さんが支援をするときにどんな社会貢献性があるのか、そこに対してどんなリターンがあるのかなど、クラファンの中核になる部分を考えている。
何かのプロジェクトを始める時は大抵比較検討をかなり徹底的にやるのだけど、色々な事業者さんを見て思うのは「リターンが魅力的ではない」というケースが多々あるということ。
支援者さんの中には「とにかく少しでも良いから、支援したい!」という物が欲しい訳じゃないから、、という層が少なくともいるので、「感謝のメッセージ」をお送りします!、、みたいなリターンが定番化している。、、僕としては正直、微妙である。
もちろん、支援者さんが納得していればそれで良いという話でもある。ただ、せっかくやるなら何か支援者さんにとっての人生の中でも印象深いものにしていきたいように思った。
クラファンを支援する行為は普段は行わない言わば“エンタメ”である。
支援したその先に実行者が集めたお金を使ってどんな未来を繰り広げるのか、、支援者さんもワクワクしながら一緒に気持ちが動いている。
だからこそ、本来的には「達成を共感し、喜びが分かり合えるリターン」が必要なはずなんだと思うのだが、手間とコストがない「感謝のメッセージ」が常態化している。もちろん、一部はあっても良い。でも、極一部でなくてならない。
そして、支援者さん側がどんな人が多いのかということもよく理解しておく必要がある。アトリエマーブルはやはり家族連れが多いので、家族に向けたリターンが必要なのである。それは実用的で支援して良かったと思える日常使い出来るもの。可愛いデザイン。そして、心動く何かである。
、、、話が長くなりそうなので、、今回はこの辺りでおしまい。
次回はリターンの中身についてお話出来ればと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました!