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【日本語の美しさ】意識や伝えたいという心、があるのかないのか、の違い。
皆さん、おはようございます。
どうも、小屋付きの人ちゃんみかです。
今日は発声や滑舌に大きく関わる
【日本語の美しさ】についてお話します。
まず始めに動画をご覧ください。
発声、滑舌を徹底しているのはやはり劇団四季さんが圧倒的だと思っています。動画でもお話ししましたが、ちゃんみかはまだ小手先の技術や知識がまったく入っていない、ピュアな高校生の時に劇団四季出身の先生達と出会い、レッスンをしていただいてました。
その時教えて頂いた基礎や、舞台に対する思考などが土台となっていたおかげで、プロになった時には学んだ経験が支えとなり、舞台で活かすことができました。
劇団四季さんの独特なセリフに否定的な役者も多いかと思います。
わざとらしいとか、違和感とか、そういうことを言う人を多く見てきてますが、日常会話みたいな『聞こえるか聞こえないか分からないようなセリフ』を喋る人達の舞台を、私はあまり好きではありません。
聞き取れる、ことが大前提なのです。
聞き取れないって、観客としてはすごいストレスです。
「え、今何て言ったの?」って、都度現実に戻されて都度考える負荷がかかるのです。で、どんどん置いていかれる感覚になる。
そう感じない人もたくさんいるかもしれませんが、ちゃんみかは子ども達にお芝居を届けてきた人間ですから、物語にエスコートする責任があります。
(ちゃんみかは集中して観ていただくことを、エスコートするって言葉にして演出するときによく言います)
歌でもそうです。マイクを使えば聴こえるなどと思っていたら大間違いです。マイクにだって、限界はあります。
ちゃんみかは普段、会館の音響スタッフでありますからマイクの調整もある程度はしています。いくらマイクがあるからって、普段の感じでぼそぼそ喋って講演されては、ひろえないのです。
マイクに通る声を意識しないのは、素人さんにすごく多いです。
劇団四季さんの発声を「あんなの」と言う人達は、一度しっかりご自身の発声と向き合ってみることをオススメします。
劇団四季さんはプロだから一緒にするな、などと逃げる言い訳にせず、一度やってみましょう。
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