サボっていると思われるんじゃないかと時に不安になります。
皆さん、おはようございます。
どうも、小屋付きの人ちゃんみかです。
今日は次の催しに必要な音響機材の準備でした。
多分どこの会館にもあるとは思いますが、私のいる会館は舞台の様子を見ることのできるモニターがあります。いろんな画角があって、いろんな場所から見ることができます。
本番とか仕込みの時は舞台が出来上がっていく様子や動きを見ることができるけれど、今日みたいな『仕込むための準備』の場合、画角外での作業になるので映像では殆ど動いている感はありません。
明日が照明仕込み、明後日が音響仕込み、という日程ということは照明さんの邪魔にならない配慮は個人的にマストだと思っています。
私自身、音響も照明もする機会があるからこそ、双方の作業に一番良い準備をと考えていました。
さらに今回は、音響さんにも照明さんにも負担なく必要な音を届ける設定をしてみたり、一人で音響をさせていただけるからこそ色々あーだこーだとしてました。
でも、そういうことはモニターには映りません。
客席と音響室を行ったり来たりしてわりかし汗だくでも、何も見えていないのです。だからサボっていると思われるんじゃないかと時に不安になります。
本当にサボっている人は、逆にモニターを活用してやってますアピールも上手いです。表面的なことではなく、中身で判断していただきたい。
と、思っていたのですが、ふと『誰の何の評価を気にしているか?』と自分に問うてみました。
舞台に対して真面目な私です。
サボってるとかマジで思われたくない。
誰に?→職員の皆様に。
『あんなのと一緒にしてくれるな』
誰と?→(私とは違う感覚の人と)
おっと、随分と性格の悪さが出てしまいました。
私の準備は今回、確実に今までとは違う丁寧さがあると思います。照明さんの邪魔にならないように、明後日の音響さんがスムーズに音確認して終われるように。
舞台に関わっている人の中には、超~つまんないと思っている人もいるでしょうし、知ったかぶりで関わっている人もいると思います。
総じて『あんなの』とちゃんみかは表現します。
いや、わかってるんです。
ちゃんみかの方が少数派の『あんなの』だということも。
それでも、言います。
『あんなのと一緒にしてくれるな』
子どもがね、目を輝かせて嬉しい場所ってあるじゃないですか。
好きなことができる場所。夢の国。挑戦する場所。
ちゃんみかにとっては、舞台がそういう場所なんです。真剣に、真面目に、まっすぐに、舞台が好きなのです。
めんどくさそうにしている人を見ると、やりたくないならやらなければいいのにっていつも思います。
でもどんなに好きな場所でも、昨年は「このままだと嫌いになってしまうかもしれない」と思うくらいの時期もありました。
今年だって、なんだよこれって思うことが何度もありました。
でも、わかったんです。
嫌になればなるほど舞台と向き合って、なんだよこれって思うことが多ければ多いほど私は成長することができる。より丁寧な仕事をすることができる。
そのたびに、『私は今、舞台と関わることができて幸せだ』と気づき感謝することができるのだと理解しました。
ひとつ、またひとつと経験を重ねて「見えてないけどあの人なら大丈夫」と、お仕事を信頼していただける人間でいられるように日々作業をしていきます。
(真面目モード期間中につき何一つ面白い文章を書けずにごめん)
では、また。
KaFuKa