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ここで終われば何もない。

皆さん、おはようございます。
どうも、小屋付きの人ちゃんみかです。

とても豊かな時間を過ごした1泊2日の東京。
2日間とも快晴で青空がとても気持ちの良い日でした。

新幹線を降りると、やはり曇り空。
時々雪がちらつく程度でまだ積もってはいないくらい。青空が恋しいと思っていたけれど、今朝はこちらでも青空を見ることができた。


なかなかよい青空だった✨

舞台を観た後はきっと私も表現をしたくなるだろうと思って、あらかじめスタジオは予約していた。圧倒的な舞台を観た後、私は一体何をするのだろうか。


10:00
スタジオに入って、電子ピアノの電源を入れる。
メトロノームの速度は前回よりも少し遅く、左手が一定のリズムで弾けるように何度も何度も…。繰り返し練習をしながらも出てきた感情は「つまらない…」もともとの真面目な性格が表に出てしまった。もう一人の自分が言う。『お前はいたって普通、つまらない』と。

ピアノを離れ、姿見の前に立つ。
腕を後ろに組んで語りを練習する。腕を後ろに組んでいる理由は、手の表現をしないため。この手は実際ピアノを弾いているわけだから全く違う動きになる。手の表現ありきで語りを練習して手に癖がついてしまうと、ピアノも語りどちらもバランスを崩してしまう気がして、今回の語りに関してはそう練習している。

気のせいかもしれないし、逆に手を付けた方がピアノに表情がつくのかもしれないという考えもあるかもしれない。けれど今は正直言ってそれどころじゃあない。手がどうこうの前に、圧倒的に【活舌】が悪すぎる。
2月の公演以降、大きな声で台詞を言うことはしていなかった。あっという間に後退するのを改めて痛感する。あと1か月、どこまでいけるだろうか。



別々に基礎を練習したのちピアノと語りを合わせてみると、まぁ、なんていうか…。[並み]である。ただ困ったことに動画を見返しているとどうも眠くなる。つまりこれは、きっと、『つまらない』状態。
最初の頃、全く弾けないピアノからスタートしてたどたどしくも常に一生懸命だった。どんどん成長していくことも新鮮だった。
今は、一応ミスなく弾けるようにもなってひととおりの流れはできてきた。だからこそ、ここからが本当の勝負なのだと思う。
普通の発表を観て、誰が心を動かされるというのか。今の状態は最初の頃より最悪で、一番「つまらない状態」なのだ。

ここで終われば何もない。

多分、どうにかなってしまうのが怖いのだ。
感情を乗せれば乗せるほど、ピアノは失敗する。
『それっぽい感じ』でまとめてるだけのハリボテの語りをしているのだ、きっと。抜け出せるまでもがき苦しむ覚悟を決めよう。
あと1か月、やってみる。



では、また。
KaFuKa

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