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【レポート】創造塾@東京店 2025.1
こんにちは、小森です。先週ようやくスタートを切れた創造塾webですが、たくさんの方に動画を閲覧いただけました。月に2本くらいのペースで動画をアップできたらいいなと思っています。
さて、1月から開催が始まった対面の少人数の創造塾があります。そちらのレポートを本日はお伝えします。まず、創造塾の概要から。
ブリコラージュフラワーのレッスンだけに止まらず学びたい方に合わせた少人数制の創造塾「小森妙華のCreative Studio 」
「塾」としたのは、「教えてもらう」という受動的なレッスンではなく、課題に合わせて能動的に一緒に考え作り出していきたいからです。知りたいこと、学びたいことは人それぞれだと思いますので、それぞれの方の声に寄り添いながら創造力を高めていきたいと思っています。そのため、参加者の人数を少人数とさせていただきました。対話をしながらあなた自身の中にあるクリエイティブな感性を伸ばすお手伝いができたらと思っています。
3つのワークを考えていますが、先行したスタートを切った、
ステップアップ・ブリコラージュフラワー。
今回はこちらのレポートです!
あなたにとっての理想のマウントスタイルとは
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1月はマウントスタイルについて、参加者の皆さんそれぞれの意見を交わしながら自分の理想のマウントスタイルを追求してみました。
一番多かったのは「綺麗にまあるく作りたい」という意見。しかし、綺麗にまあるくと言ってもその綺麗さ、まあるさは人によってイメージが違うのではないでしょうか。
作品作りには正解というものはありません。自分の中で「これでいい」と思うことが大切なんですよね。参加者の方からは自分の目指したい作品の話や実際に保存している私が作った作品の画像を見せてくれたりしながら、アドバイスを交え作品作りに取り掛かりました。
私も作品を作りました!
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ステップアップブリコラージュフラワーでは私、小森も一緒に作品を作ります。
今回の私のマウントスタイルはこれ。
直径40センチ、重さ30キロはある大きな素焼きのテラコッタ鉢に優雅に作品を作りたいと思っていました。
皆さんが理想とする、まあるいマウントスタイルとは違い、ゆるい2段でのマウントスタイルです。1段目はキュッと短めの植物で輪郭を作って、2段目を思いっきり遊ばせてみました。この作品を見て、「これはマウントではない」という人もいるかもしれません。でも自分がマウントスタイルといえばマウントスタイルなのです。
レッスンで習った植え方の順番と違っても良いんです。レッスンでは、なるべく簡単にシンプルに完成する方法をわかりやすく伝えているので「基本の植え方」というものがあります。みんなに満遍なく、わかりやすく植えやすく説明するためですね。先日アップした動画がまさに「基本のき」のマウントスタイルでしたね。
基本のマウントの構造をレッスンで習っていれば、自分の創造と感性でアレンジするのがやりやすくなります。アレンジがなかなかできないんですと言う方も、こんな風にやってみたいな〜 この花材使ったらどうだろう?と言う疑問や好奇心をもってチャレンジしてみてください。
みんなのマウントスタイル
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それでは参加された方の作品を見ていきましょう!ブラッシュアップブリコラージュフラワーでは、皆さんの作品を私が写真に収め、画像をプレゼントしています。さて皆さんの理想のスタイルに近づけたかな?
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お一人目の作品です。まあるく作りたいと意識しながら、色のバランスに悩みながら作られました。鮮やかなブルーと紫やピンク系の花を、繋げてくれたイエローベースの花材。かなり高度の色合わせです!私もなかなか真似できないです。
複雑な色合わせの花材をごちゃついて見えない合わせ方をアドバイスしました。
本当に綺麗に纏まりましたね!
ゴブレットポットとの比率も綺麗にまとまりました!
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お二人目の作品です。色合いはお好きなカラーでまとめられていました。ハーデンベルギアのロングをうまく合わせたいと言うことでした。マウントスタイルの課題の一つ「根鉢のスペースの確保」がありますので、5寸鉢のハーデンベルギアをどこに入れるか?を一緒に考えました。マウントスタイルだからできる秘密の場所を見つけたので、無理なくまとまりましたね!
器の縁から大きく飛び出して作ることができたので、エッジが美しく、また、上段のハーデンベルギアが優雅で美しくまとまりました。なかなか斬新な発想だったので一緒になって楽しみました。
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3人目の方の作品です。こんな作品を作りたいと、私の過去の作品の写真を見て研究されていました。緻密で繊細に作られていて、美しくまとめ上げましたね。まあるく、キュッとまとまっているけれども、植物同士が窮屈ではなく気持ちよさそうに存在しています。リーフの使い方が抜群の美しさでした。
くすみ系の色合いをうまく繋げた葉牡丹。薔薇の花のような美しさです。大きな花材がまだまだ少ない季節なので、葉牡丹を入れることで作品が引き締まりました。
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4人目の方の作品です。浅い籠にマウントしたいと初めからイメージを持たれていました。マウントスタイルって、くびれのあるゴブレット鉢とか、背が高いものに植えるイメージがありますが、どんなものに植えても良いんですね。
浅い籠に、そして伸びやかに植えられたので、小山の一角を切り取ったようなナチュラルな作品になりました。ボルドー系の深い色合いの花の中に白いスイセンが浮んでいるように見えて、まるでクラゲのようで可愛いですね。
私がマウントだと言えば、それはマウントなのだ
バカボンのパパ風の言葉になりましたが、マウントといえど、表現は一人一人違います。これでいいのだ!
2月のブラッシュアップブリコラージュフラワーは告知ができておらず、開催は明日です 笑 もちろん空席ございますので、明日参加できるわって方は是非ご参加ください。
2月は「理想のリーススタイル」を研究してみたいと思います。
それでは皆さん、今日も良い1日をお過ごしください!
小森