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アン・バの腕 肘は横に張っておく ・・それって本当?

両腕を前に下ろしてたまご形に保った
「アン・バ」はバレエの基本的な腕のポジション

なんとなくダランと肘が落ちてしまって
「ちゃんと肘を横に」「肘を張って」
なんて言われちゃうこともありますね

でも 肘は”張っておく”ものなんでしょうか?

肘を張らなくちゃ!ってがんばったら
今度は肩が前に入ってしまったり
肩周りにギュッと力が入ってしまったり・・
それを直すとまた肘が・・ 
うーん どうしたら💦

普通に腕を横に下ろしたところから
手を前に持ってきて形を作ると 肘はついてきません
身体の横に残っています
そのままだと”肘が落ちた”状態ですね

肘を脇から離して横に張ると それっぽく見えますが
本当にやりたい動きとは違います

肘を横に(外に)離すのは 肩関節での上腕骨”外転”の動き
でも 本当にやりたいのは”内旋”なのですよ

腕を横に下ろしただけのとき肘は少し後ろを向いているでしょ
それを外に向けるのは回す動きですよね

「でも 回したら手のひらが下を向いてしまわない?」

はいそのとおり
なので 肘から先をクルンと上に戻しましょう
腕はそれができます(^^)b
これは”回外”という動き

形にとらわれると やりたい動きをまちがいます
骨で動きを考えるとなるほど納得☆
肩関節は内旋 肘では回外
逆に方向付いているなんて 思わないですよね!

こうした動きが自然にできるのは
頭と脊椎のバランスシステムが機能してこそです
アレクサンダー・テクニーク 使いましょ☆

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マッサージや整体はもう要らない
余分な力が抜けて踊りやすくなる身体の使い方
ダンサーのためのアレクサンダー・テクニークレッスン

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