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基本姿勢で立つ 〜大事なのは〇〇

どんなダンスにも 基本の姿勢やポジションがあります
ベースとなる立った姿勢ですね

私たち人間は 立って活動する動物なので
立った姿勢は人間にとっての基本でもあります

では 基本姿勢で立つときに大事なことって何でしょう

こんにちは
あなたの動きの可能性をひらく 踊るアレクサンダー・テクニーク教師
ダンス・キラメキストのさちこです

私はジャズダンスなので 基本姿勢といえば
かかとの揃ったパラレル またはターンアウトの一番
膝は曲がっていなくて
腕は身体の前で指先が向き合っていて 肘は軽く曲がっていて外向き
全体はまっすぐに積み上がっている

こんなイメージでしょうか

さて この基本姿勢ですが
あなたはどんなことを大事にしていますか?

膝をまっすぐ伸ばす
床を押して立つ
頭が落ちないように引き上げる
胸を広くしておく
お腹を引き上げる
肘は張っておく
脇の下に空間を作る

いろいろと出てきそうですが
これは大事にすることではなくて
”気をつけていること”ですよね

ちゃんとこうしておかないとダメ
これはやっちゃダメっていう チェックポイント

そうじゃなくて 質問しているのは
”大事にしていること”

「こうありたいな」っていう理想の状態ですね

私が大事にしていて
あなたにも大事にしてほしいなと思うのは
「すぐに歩き出せるように立っている」
ということ

ジャンルによって姿勢は少しずつ違うし
ペアダンスなら組んだ姿勢が基本
いろいろ形は違ったとしても
すぐに歩き出せる状態で立っていてほしいのです

気をつけることを考えているときって
”その形にしよう”として力が入っていると思います

たとえば膝を伸ばそうとして突っ張っていると
股関節や膝がロックされてすぐ曲がりません
ロックを外さないと歩けないですよね

引き上げようとして首やお腹でがんばっていると
脊椎のカーブが歪められてバランス調整がしにくくなるので
すぐに動けないし 動いても硬くなってしまいます
頭も置いていかれますね
(パっと見は良さそうな形だけど)

筋肉のムダ使いで関節をロックしていない
自分にブレーキをかけていない
いつでもすぐに歩き出せる
いつでもすぐに踊り始められる
そんな基本姿勢で立っていてほしいのです

そのためには 楽な首とふわっと高い頭
脊椎全体が長くて自然なカーブがあって
股関節・膝・足首がすぐに曲げられる
”全部が動ける”状態でいるなら
すぐに最初の一歩が出せます

つまり”キラメク”ってこと☆
アレクサンダー・テクニーク使いましょう!

踊っている途中 ポーズで止まったとしても同じ
ポーズを保とうとしてロックしちゃうと
すぐに続きを踊れないでしょ
出遅れはカッコ悪いじゃない(^^)b

筋肉は骨をロックすることではなく
骨を動かすことに使いたい のです
筋肉だって 縮んでばかりじゃ疲れちゃう
(だからがんばった姿勢はすぐ崩れます!)

基本の姿勢はまず骨から
そして自由になった骨で踊ってね♪

HP:AT Dance 〜踊る身体のコツを知る!

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