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ボディマッピングで教え方が変わる

「もっと頭を高いところに」
「もっと背を高くして」
「頭があと3cmくらい高いつもりで」

ダンスレッスンでよく聞く言葉です
あなたも生徒さんに言ったことありますか?

これを言われると多くの人は
頭を高くしようとして引っ張り上げます
そして首に力が入って固まる・・・

良かれと思ってのアドバイスが逆効果!?
これでは困りますね

もっと簡単な方法があります
”身体の地図”を描き変えるのです

何も努力はいりません
イメージするだけ
身体に触れるだけ
ちょっと動かしてみるだけ
簡単ですね!

でも 身体の地図ってなんでしょう?

脳の中にある
「今 私の身体はこうなっているよね」
っていう見取り図のようなもののこと

暗闇でも自分の鼻の頭を迷いなく触れるし
立っているか座っているかわかるのは
筋肉や腱 皮膚感覚や平衡感覚などの感覚データから
脳内で3Dの地図を描いているからです

誰もが自分の地図を持っています
でも 人によって描き方が違います

正確で解像度が高い人と
大雑把でざっくりした人
ちょっと実体とは違う人

思った動きがサッとできるのは誰でしょう?

それはやっぱりね
正確な地図を持っている人ほど思う動きができるし
違うことをやっても修正がしやすいです

地図がざっくりな人には
細かい修正を伝えてもピンとこないし
誤った地図を使っている人に
”正しいやり方”を伝えてもうまくいきません

どうしたら思ったように動けるか
身体を十分に使って踊れるか
これは柔軟性とか筋力などの前に
地図に原因があるのです

「腕を横に上げて」と言ったときに
腕はどこからどこまでなのか
横ってどっちの方向か
生徒さんが持っている地図が違っていたら
何度やっても思う動きにならないでしょ

身体の地図をアップデートしましょう
それが<ボディマッピング>の学び

たとえば・・・

”頭は胴体のすぐ上にある”地図から
”頭は鼻よりも上にある”地図に

”脚はつけ根まで”の地図から
”脚は骨盤の上の縁まで”の地図に

脳内の地図を描き変えると
表現される身体の方も変わります
地図の精度(解像度)を上げれば
動きのクオリティもアップします

これを使わない手はないですよね!

もしあなたが教える人なら
生徒さんにアドバイスするときに

・正しい地図にアップデートしてあげる
・その地図で動きを教える

ここを考えていくともっと伝えやすくなるし
生徒さんも理解しやすくなります
そのためには まずあなた自身が
正確な地図を持っていたいですよね

身体の地図がわかると 教え方も変わります
あなたのダンス指導にも
ボディマッピングを取り入れませんか!

AT Dance Proでは 教える人のための身体の学び
BODYマスターコースを開催しています
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