腕は背中から
前の記事で
「腕は身体の前側についています」
そう書きました
でも今日はあらためて「腕は背中から」です
これ ダンスではよく言われるでしょ
腕の付け根は「鎖骨の内側」
そこが軸骨格と腕(上肢)がつながっている関節です
軸とつながっている”唯一の”関節です
ではなぜ「腕は背中から」なの?
いわゆる”腕の骨”=上腕骨(じょうわんこつ)と
直接つながっているのは鎖骨ではなく
背中側にある肩甲骨なのですよ
肩甲骨と上腕骨は筋肉でもしっかりつながっています
「ローテータカフ」と呼ばれる4つの筋肉が
肩甲骨の表面と裏面から上腕骨を包むようにつないでいます
骨も筋肉も 腕とつながっているのは背中側の肩甲骨です
「腕は背中から」というのは
「腕と肩甲骨が一緒に動く」という意味なのです
ということは・・・
肩甲骨がちゃんと動かないと 腕も動きにくくなる
とも言えます
つながっていますからね
腕の動きが硬いな〜という人は
肩甲骨を寄せたり下げておいたりして
動きが悪くなっているのかもしれません
つながっているからこそ
肩甲骨は自由にしておきたいのです
でも・・!
動きの支点はやっぱり前側ですからね〜
そこんところはヨロシクですよ(^^)b
骨の身体がわかると 動き方も変わります
骨で踊りましょう☆
頭がふわっと高くて坐骨と離れていて
自分の全部が動けるように(肩甲骨もね!)
アレクサンダー・テクニークを使うと腕も自由になります
HP:AT Dance 〜踊る身体のコツを知る!