(実例あり)情報量7倍!?求人の応募数アップに写真が必要な理由
近年、多くの求人サイトではテキスト(文字)に加えて画像を掲載できるようになっています。
でも…
「登録するのが面倒」
「写真を用意するのが大変」
「原稿内に必要事項は記載しているから画像はなくても大丈夫!」
というような理由から、文字だけの求人を掲載している方も多いのではないでしょうか…?
実は、文字と画像(図や絵)では情報を伝える効率が全く違います。
1分間に伝えられる情報量として、文字だけであれば300字(原稿用紙1枚弱)、対して画像は2000字ほどの情報を伝えることができると言われています。
さらに、情報は文字や言葉だけで伝えるより、画像を加えることで記憶に残りやすい傾向にあるとも言われています。
今回は「求人に写真が必要な理由」についてご紹介します。
半分以上の情報は"目"から得ている
アメリカの心理学者、アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」(人がコミュニケーションをとる時に、どんな情報に基づいて印象が決定されるのか)では、人間は視覚から55%の情報を得ていると証明されています。
文字だらけのポスターより、大きな写真とキャッチコピーが書かれているデザインの方が印象に残るのもこのためです。
画像は文字の7倍の情報量があると言われており、見る人の第一印象にも大きな影響を与えます。
そのため求人に画像を加えることができれば、求職者はより具体的に「働くイメージ」を持つことができ、応募に繋がりやすくなることが期待できます。
効果的な写真の掲載方法とは
では、一度求人から離れて「写真が与える影響」について考えてみましょう。
突然ですが、質問です。
おそらく、右を選ぶ方がほとんどではないでしょうか?
左は文章で詳しく商品の詳細が説明されていますが、画像がないため購入に踏み切る人は少ないでしょう。
右は文章は少ないですが、写真があることで情報を最大限に伝えることができているため、左と比べて購入する人が多くなります。
それでは次の質問です。
おそらく、左を選んだ方が多いのではないでしょうか?
左は文章と画像が合っているため問題ありませんが、右はソファだけが写っているため「ソファしかないのだろうか…?」と感じてしまいます。
以上のように、画像が与えるイメージは非常に具体的なため、多くの人は画像の印象に強く引きずられてしまいます。
写真は一度にたくさんの情報を伝えることができる一方で、文章よりも強い印象を与えるため、適切なものを使用しなければ逆効果となってしまうことがあります。
情報を的確に伝えるためには、写真に含まれる情報も整理する必要があります。
【実例】求人に効果的な写真の選び方と対策
ここからは、求人の内容や特徴に沿った適切な写真の選び方についてご紹介します。
具体的には…
「実際に活躍している●代スタッフがメインとなっている写真」
「笑顔のスタッフが集まって和んでいる写真」
「社員旅行やイベントで楽しんでいる様子が分かる写真」
など
→人がメインとなっている写真が最適。
中でもスタッフの笑顔やリラックスした表情が写った写真などを使えばより職場の雰囲気を伝えることができる。
具体的には…
「実際に働いている(作業している)様子が分かる写真」
「取り扱っている商品(製品)の写真」
「スタッフ同士で集まって話し合いをしている写真」
など
→文章だけでは伝わりにくい、職場の様子(環境)や仕事中の写真が最適。取り扱っている商品(製品)やツールをアピールすることも効果的。
人が写っている写真を載せたいけれど「スタッフの許可を取ることができない…」というような場合は「後ろ姿」や「横顔」「手などの体の一部」が写った写真を代用することをおすすめします。
人が全く写っていないと、求職者に「無機質な印象」を与えてしまったり「働くイメージ」がつきにくくなったりすることになりかねません。
表情が分かる写真を掲載することが最適ではありますが、難しい場合は上記のように工夫した写真を代わりに掲載してみてください。
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画像を活用することで「文字だけでは伝えきれない情報を伝えることができる」「第一印象が良くなる」「働くイメージがつきやすくなる」など様々なメリットを得ることができます。
今回の例を参考に、ぜひ求人に写真を掲載してみてください。