![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70560052/rectangle_large_type_2_2cdf95469343467901b050ef940a72f7.jpeg?width=1200)
年越し北南大東島~準備編~
年末年始はどこへ行くか問題
去年の今頃、2021年の末くらいには流石に海外行けるやろーと思っていたものの、秋口頃になると、もしかしたら無理かも感が漂い始めました。2020年末は結局自宅で過ごしたため、2年連続自宅は避けたい…となり、まぁ冬だし暖かいところへ行くかーということで沖縄方面行きを軸に調整することに。
とはいえ、冬の沖縄はオフシーズンですが年末年始はさすがに繁忙期価格になります。びん乏防止等重点措置が永年にわたって適用されている身としては、そこそこすでに価格も上がってしまっていた時期なので考えあぐねていたところ、29日-3日での関西-那覇が片道8千円台でセールされていたため即ポチり。
![](https://assets.st-note.com/img/1642924431575-o6UhsZKNm5.png?width=1200)
フルで中4日取れるなら本島じゃなくて周辺離島行きたいよねということで、那覇から行ける離島…を調べてると大東諸島という文字が。沖縄本島から東におよそ360km離れた絶海の孤島(諸島だけど)こと大東諸島。そろそろ国内旅行先もネタ切れになってきたところで、ただ行ってみるだけでも一定の達成感はありそうだな…ということで、行き先が無事決定。準備に移ります。
大東諸島とは
大東諸島(だいとうしょとう)は、沖縄諸島の東部にある島嶼群。北大東島、南大東島および無人島の沖大東島とその付近の西南西小島、南西小島から成る。…(中略)…明治時代に八丈島からの開拓団が入植するまでは、全島が無人島であった。即ち、現在沖縄県に属す島でありながら、琉球王国には属していたことはなく、明治以前に琉球文化が伝えられることもなかった。
本題の前に少し大東諸島の説明を。まあ詳しくはウィキペディア先生でもお読みください。
まぁ要するに、現在、沖縄県に属してはいるものの"琉球"ではなかったという異色の島。いくつか他に無人島があるようですが、普通に訪れられる島は、北大東島と南大東島のみということになります。
他にも色々調べると、むかーしむかーしニューギニアのあたりで誕生した島で、そこからゆっくりこっちに動いてきたとか、サトウキビの運搬鉄道の廃線跡が色んなところに残ってるとか、そこそこ面白そうな話がポンポン出てきますね。
また、この島々はサンゴ礁が隆起して出来た島なので、いわゆる沖縄っぽい白い砂浜が続く遠浅の海岸…というようものがありません。断崖絶壁に囲まれた島となっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1642941086083-uHf5FULMMx.jpg?width=1200)
交通手段・宿の手配
船で行くか飛行機で行くか
さてそんな、北大東島と南大東島。沖縄本島からのアクセス方法は二通り。船か飛行機か、ということになります。
船で行く場合は所要時間としては15時間くらい。この大東諸島行きの船は、先ほど述べた断崖絶壁の島という特性上、普通に入港できる港を島につくることが難しいらしく、島に横付けしながら、物も人もクレーンで宙づりにされて、乗下船するのだとか。
ぜひとも体験してみたいところですが、残念ながらこの船は一週間に一回程度の運航なうえ、年末年始は運航休止となります。ということで、ここは飛行機を使うほかありません。
また、飛行機の場合はJALグループのRAC(琉球エアーコミューター)がプロペラ機を飛ばしていますが、曜日ごとで運行経路が異なっていて、那覇から北大東を経由して南大東へ行き、また那覇に戻る日とその逆になる日があります。南大東については、単純に毎日運航の那覇-南大東が別に一往復あるため良いのですが、北大東は、必ず曜日で経由が変わります。後述するように特典航空券で行く場合にはそのへんの曜日についても注意する必要があります。通常の航空券で行く場合には、那覇から南大東経由で北大東に行く場合でも、直接北大東に行く場合でも同じ運賃になる特例があるらしいのですが、今回自分は特典航空券で行くことにしたため、適用されず、31日に那覇から北大東へ飛び、翌日1日に北大東から南大東へ、3日の朝便で南大東から那覇(そして関西)に戻る日程を組みました。
相対的に特典航空券がお得
さて、一般的に航空券はいわゆる無割引の普通運賃の他に、事前購入型の早割チケットがあるのが普通ですが、この大東諸島方面行きのチケットにはそれがありません。株主優待を除けば一番安いチケットが往復割引となり片道1万6千円くらいかかります。
![](https://assets.st-note.com/img/1642942706260-9ve3TxcXwS.png?width=1200)
他方、特典航空券でこの区間を飛ぶ場合は最低クラスの片道6000マイルとなります。普通の観光路線の特典枠はすでに満席ばかりの時期でしたが、こちらの路線に関しては空席有だったため、迷わずそちらで予約。このところ、海外行きビジネスクラスでマイルが使えない今、1マイルの価値が下がり気味ななか、思わぬ有効活用ができましたww
泊まるとこ
さて、交通手段が決まれば次はお宿です。まずは、北大東島。こちらはそもそも島に2つしかないらしいうえに、とりあえず予約できそうなのはそのうちの「ハマユウ荘」のみだったため、そこを予約。ネット予約もできます。
南大東島の方は、北大東島よりも規模が大きいため、数軒の宿があります。楽天トラベルでも予約できる物件があったりしましたが、最終的には島で一番快適で、秋篠宮殿下もお泊りになったという経歴も持つ「ホテルよしざと」に決定。こちらも本来はネット予約ができるようですが、今は昨今のあれこれ対応により、電話予約のみしか受け付けていないらしい。居住地とか色々聞かれるのかなぁと思いつつ電話しましたが、日程と連絡先くらいで完了です。
ということで、とりあえず事前準備はここまで。次回へ続きます。