それって推測?妄想?? ~ある/なしじゃなく、どの程度?~
こんにちは! あたたけ です。
突然ですが、あたたけが仕事をする上で意識するようにしているのは『先を推測する』です。
理想は藤井聡太氏みたいに6億手でも読めれば良いんですけどね。
それは凡人には不可能ですので、推測できる範囲で頑張ってみようかと。
※なんか以前にも書いたと思ったら、やっぱりありました。
周りの人にもそのような指導?をするわけですが、たまに出てくるのが『それって推測じゃなくて、個人的な妄想やろ!!』という話です。
『がんばって推測してるけど、なんか違うんだよなぁ』となぜ思うのか?
ふと思いついたのが、『その推測の実現確率』というものです。
今さらな話ですが。。。。。
そもそも『先を推測する』理由は、変化に速やかに対応するためです。
品管部門の場合、『今の動きで起こりうる事故を未然に防ぐ』のが大事ですからね。
営業部門であれば『新規市場開拓』に繋がるかもしれませんね。
で、推測したことに対し、(ある程度は)次の対応を考え、その対応で起こることを推測して、、、と続いていくわけなのですが、ここで忘れてはいけないのが、『一つの事象に対し推測されることは一つではない』ってことなんですよね。
なので、実現確率が低いことまで考えていると、『より実現しそうなことに対応できない』『思考がパンクする』となってしまうわけです。
『なんで実現確率が低いことにそこまでこだわるんやろう??』と長年の疑問があったのですが、そういう方々って、『確率がある/なし』でしか考えてないのかなぁと思います。
極端な話、99.999%と0.001%を同じレベルで考えているなぁと。
『0.001%でもダメなものはダメ』という話が当てはまる場面もなくはないですが、全ての場面でそこまで対応してたら、そら仕事が終わらんなぁと思うわけです。
あたたけの場合は割り切って、『確率があまりにも低いことが起こった時はあきらめる・あやまる』くらいのスタンスで『より実現しそうなこと、かつ、準備しといた方が良さそうなこと』を優先しています。
が、『あきらめる・あやまるができない人』って世の中にけっこういるものなんですよね。
完璧主義なのか、謎のプライドが高いのかは知りませんが。
まぁ、実際はプライドとかは関係なく、『あらゆることには白黒の2面(≒ゼロか、ゼロではないか)しかない』と考えているのかもしれませんね。
世の中、そんなに単純じゃないのに。。。。
ちなみに、この辺りの『グレーの濃淡を認識できるか、どの程度起こりうるか判断できるか』って、『過不足ない管理』には大事なことだと。
食品品管の立場では、『ハザードの発生頻度』の話ですね。
『ムダな仕事・ムダな管理』をしないためにも、妄想ではなく(発生頻度・実現確率を考慮した)推測を忘れないようにしたいものです。
ご意見・ご質問等、▼こちらからお願いします!
ではでは。今回はこの辺りで!