8月2日 晴れ @三崎
「こんにちはー」
本と屯で仕事をしていると、数人の人が入ってきた。
逗子で知り合った武蔵くんと、10年ぶり?くらいに再会したnuiのヒロくんだった。
「nuiのヒロくん」という存在はもうかなり前の話で、あれから京都とかいろんなとこにゲストハウスができて、今は「SANU」という別荘のサブスクサービスをやっている。
20代半ば、逗子の焼き鳥屋でヒロくんと初めて会ったとき、数日後に子供が産まれるんだと話していた。
そんな大切なときに、逗子の仲間たちとわいわい焼き鳥屋を頬張りながら、これからやりたいこと、夢、新しい世界の話を目をキラキラさせながら話していた。
nuiができてもう何年経つんだ?。
あのゲストハウスができてから、今ある日本のゲストハウスが立ち上がったと言っても過言ではないくらい、リビセンの東野くん、ヒロくんたちが世界観を築いてきたと思う。
「あの時代の、これからのローカルの話はおもしろかったですね」
ヒロくんは武将だ。
ローカルには殿みたいな人も、武将みたいな人もいる。
戦に勝ってきた男の顔は、本当にかっこいい。
人の力能とやる気をあげるのは、やっぱり人の言葉と「表情」なんだ。