違う景色が見たくなった/あたしらしく物語 Atsuko #4
Atsuko
Atashirashiku ディレクター
なんだか退屈な日常。
いろんなことしてみてもパッとしない。
そんな時、私の大好きな人が言った
「現実が動かないのは感動していないから」
心の震えが現実を動かす。
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29歳で長女を出産し 育児休暇取って
仕事と子育て、そして家事。全部を一人でこなしてきた…スーパーウーマンを演じていた。
毎日必死だったことしか覚えていない。
35歳で2人目出産で育休。
子育ては慣れてきていて、余裕の2人目育児。
時短勤務にして、頑張るのをやめた。
ワーキングマザーと言っても
仕事は制限かけて、キャリアから外れ
そんなにカッコいいものではなかった。
時短勤務は、どんなに仕事をこなしても給料は減るし。仕事へのやる気は無くなっていた。
40歳、子育ては落ち着き始め、家事は旦那がこなしてくれるし、仕事は単調。フルタイム勤務に戻っていたけど、時短でこなしたスピードが8時間勤務で時間を持て余していた。
なーんか、ひま。
なんかしたいな。
そう思い始めてプライベートで
いろいろやってみたけど
パッとしない。
何がしたいか。わからなくなっていた。
わたしは何が好きなんだっけ?
ずっと、選択の基準が子どもが主役になっていた。
選ぶ基準が
私ではなく、子どもにとってどうか。
ためになるかどうか
身体に良いか悪いか。
娘にはマークジェイコブスを着せて私はユニクロを着ていた。
自分にはお金も時間も使えなくなっていたことに気がついた。
お金が無いんじゃなくて、自分に使うことができない。なんだか、窮屈だった。そこから抜けたかった。
そして、大好きな人の言っていることを信じてみようと思った。「心の震えが現実を動かす」を実践した。
洋服は値段や使いやすさより
可愛い!!って思った気持ちで選ぶようにした。買えなくてもときめくものに触れる時間を増やした。それだけで、日常が楽しくなっていった。その瞬間の気分を味わうようにした。
何かしたい。それって何か大きなことだと思っていたけど、キャッて喜ぶ気分を感じたかったんだ。
退屈から抜け出した頃、
Azusa Suzukiと知り合う。
子どもは同じ保育園で住んでる場所も近所。
なのに、
私の世界に現れたのはほんと、最近のこと。
彼女は存在そのものが感情の人。
いつも心を震わせている。
愛情表現がストレートだ。
私が感情を感じるようになって、
やっと出会えたってわけ。
心の震えは電波なんだって。
自分の「好き」って感情で選択する様になったら、チャンスが目の前に来ることが多くなった。
多くなったと言うより、
見つかるようになった。
チャンスって、ゴロゴロあるんだよね。
見えてないだけだった。
見えた.でも、チャレンジはなかなかできない。まだ、自分に時間を使うことができなかった。仕事も残業は避けて、帰りに飲みに行くこともせず、美容院は4ヶ月に一回とか。
誰にもNOなんて言われていないのに。
マイルールが自分から自由を奪っていた。
ちょっとずつ、朝少し早く出勤して
スタバで珈琲を飲む時間を増やしたりして
自分に時間を使うことへの罪悪感がなくなったとき
Azusaが創業支援施設の情報をぶち込んできた!!!
もう、乗っかるしかないよ!!
心がワクワクしたの気がついたし。
退屈な日常よりも
違う景色が見てみたい。
このまま、「好き」を選び続けたら…
その先が見たくなった。
決めるのは怖かった
迷いがないわけない
それでも進むのは見たい世界があるから。
「好き」を選び続けたら自分の世界が変わっていくのを知っちゃったからね。
Azusaと2人でAtashirashikuコンセプト資料を作り、震えながらママ友たちにバーン!!と出した。一緒にやる人いる?って感じで…
どう思うんだろ。
どう思われるだろ。
本当は怖かった。
その資料を一語一句読み込んでくれて真っ直ぐにじっくりと考えてくれたのがShiho。
Atashirashikuもう1人のメンバー。
よく読んでくれたことがとにかく嬉しかった。そして、一緒にやることを決めてくれた時は喜びと同時に”安心感”があった。
私の中で彼女は居るだけで安心の存在。
最高のメンバーが揃ったところで
私の新しい世界が始まった。
心の震えが現実を動かす。
これ、本当だったよ。
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Atashirashiku
好きのカケラ集め
それは、自分集め。
たくさんの花が咲き始める。