荒川区ビジネスプランコンテストへの挑戦記録/あたしらしく物語 Azusa #20
荒川区ビジネスプランコンテスト2021
-挑戦の記録-
2020年ちょうど一年前
女性3人で立ち上げたAtashirashiku
Atsukoとshihoと歩んだこの一年
山あり谷あり谷底あり
ビジネスプランコンテストの応募の時
まさに谷底の奥の奥にいました
[前へ進むための地図を作ろう]
1人が落ち込んでも
みんなで暗くなる必要はない
3人がそれぞれ自分が出来ることを軸に
立つ事業にしよう
個性を活かす、あたしを持ち寄る
それがあたしらしくだ
私達のやり方は
まず全員で想いと望みを出す
それを企画書に落とし込むAtsuko
丁寧な文脈でブラッシュアップをするShiho
そうして小さな違和感を全員でなくしていく
骨の折れる作業に
吐き気をもよおしながらも
ジブンゴトとして目の前の事を形取る
2人の姿勢に惚れ直した
そして私Azusaはプレゼンター
イメージのその先を伝える役....
どどど、どうしよう…
ありがたいことに未熟な私達には
経験豊富な相談できる先輩や友人がいました
大きく突き刺さったアドバイスが
【主人公になること】
ずっと裏方仕事だったものだから
革職人の私は商品の説明はできても
自分を前に出すことは滅多になかった
加えてビジネスの話はしたことがない
まだ未完成なこのプランを
自信いっぱいに伝えられるのだろうか
それを自分の言葉で…?
台詞が思い浮かばない
緊張とプレッシャーが
日を重ねるごとに重くなっていく
ウェーと目覚める朝
やめたい
人前に立ちたくない
でも伝えたい
この素晴らしい企画を声に出したい
覚悟はとっくに決めているはずなのに
それでも揺れ動いてグラグラな心
葛藤の日々
選ばれたのならもう逃げ道はない
人前に立つとはそういうこと
嫌になる程、自分と向き合い
枠を外すことからはじめる
原点に立つ
考えるな
感じろ
思い出せ
.......
高校の文化祭で
ファッションショーを企画して
生地屋さんが一軒しかない仙台から
夜行バスに飛び乗って上京した時のこと
布の街にワクワクしたこと
これは日暮里繊維街に
恋をした女の子の話だ
今その街で仲間と思い描く未来がある
更なるワクワクを解き放て
過去から今を繋いでいく
これは私達の、いや私の物語だ
自分自身を演じればいいんだ
3人の想いを自分の言葉にして
全身で想いを真っ直ぐに貫け
2021年10月30日 いざ審査会へ
つづく
これからcreative Townに参加するクリエイターさんとわたし達のはじまりの物語として記録します。