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手と手を繋いで
国民的キャラクター「ドラえもん」を知っているだろうか。
彼は猫型ロボットだが、ねずみが嫌いである。
ねずみと言えば一般的には可愛がられることが多いだろうし、怖がる理由が分からないなんて言う人もいるだろう。
私がそう思うのは過去に
「え、なんでねずみが怖いの〜かわいいのに〜」って言っている子どもに遭遇したことがあったから。
何より彼は「猫型」だ。
その事実に首を傾げてしまう人が一定数いる思う。
ドラえもんにはねずみがこわい理由が明確にあるのだが、
理由がなくともなんとなく怖いものってみんなあるはずなんだ。
ここで一般的に怖いと言われるものをあげてみる。
雷、おばけ…と言ったところだろうか。
もちろん、おばけやしきやホラー映画なんかは好んでみる人もいるだろうし私もその1人だ。
しかし、どうしてもおばけが怖いと思う人も
多いだろう。
これについては明確に理由がある人の方が少ないと思う。
おばけ=こわいという固定概念が定着していて怖いと感じている人が多いと思う。
そして私にもどうしてもこわいと思うものがある。
これもドラえもんのねずみと違って明確な理由はない。
私にとって
「椅子がやぶれているところを見ること、座ること」はかなりこわい。
もっと言うと1番こわいもの。
だから私は飲食店に入るたびに恐れている。
やぶれている椅子に座るのはできたら避けたいと思う人の方が多いだろう。
しかし、私はそれをみるだけで猛烈な吐き気が襲う。パニックになってしまうこともある。
理解されないだろう。
理解してほしいとも思わない。
ただ、知ってほしい。
飲食店の破れた椅子にレジャーシートとクッションを敷いて座っている人がいる。
「椅子」は日常生活で避けることができないから少しは我慢する。頑張る。
ただものすごく怖いんだってこと。
ほんのちょっとの配慮で息がしやすくなるから。
椅子に限らず、意外と感じるものを怖がっている人は周りにいるかもしれない。
だから私はドラえもんがねずみを怖がっているところをみてどこか安心していた。
これが怖い人もいるんだって。
みんなこわいものは違うけど
だからこそ助け合えるんじゃない?
世の中にはいろんな人がいるんだから
固定概念にとらわれるだけじゃダメなんだ。
知ってくれてるだけでいい。
誰にだって苦手なものがある。
それはおかしいことなんかじゃないよ
苦手は苦痛だけど
手と手を繋いで
より多くの人が生きやすい世の中になればいいな。
今日も1日を生きた人へ、お疲れさま。