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【留学】粘り強く諦めない事と、数字で見せつける事

皆さんが大事にしている信念って何ですか?
私は圧倒的に「粘り強く諦めない事と、数字で見せつける事」です。この信念が産まれたきっかけをお話しします。

留学先でハブられた経験

2年前マレーシアに留学したての頃、まだマレーシア留学はマイナーで、私の学部と学校には日本人どころか留学生もクラスに一人で、ほぼクラスの子達がマレーシアの中華系の子たちでした。

何をしても珍しい、何をしても注目されるし、正直心地がめちゃくちゃ悪かったです。大学には必ず一教科で一個、グループワークがあります。
大学の共通語が英語であるにも関わらず、グループワークは基本的に中国語で話されました。
多分、外国人である私が存在する事に対してめちゃくちゃ居心地が悪くてとりあえず蚊帳の外に出したかったんでしょうね。
もちろん中国語はわからないし、文化も全てが違う環境の中で自分のバリューが全く発揮できなくて、完璧にストレンジャー扱いでした。
グループワークも全てにおいて意見を言う機会を与えられず、全体的に「まあ、あなたわからないでしょ。私たちやっておくから」みたいなスタンスでこられ、ほとんど携わる事ができませんでした。グループメイトにすごく腹たったというよりかは、自分に対して不甲斐なさを感じました。

必要な人間になるためにはどうすればいいか?

一学期目が終わり、成績もすごく悪くて、私はもう、「これで留学生活を終わるのか?」って絶望。ただの表現ではなく、毎日マジで泣いてました。
せっかく日本の大学を辞めてまでマレーシアの大学に編入したのに、このままの結末なのかと。
いや、絶対に終わらせたくない!と思った私は、とりあえず色々試しました。
主に行った二つのことは以下。

① 数字で見せること
自分の成績を上げて、必然的に頼られる人になること。英語のグラマーや、マレーシアのヒストリークラスで一位になるのは無謀だとわかってたので、日本人の得意分野の数学や統計学等でいい成績を取り、あわよくばクラスで1番になって自分のバリューを発揮してやる。という気持ちで意気込んで勉強してました。(数学は一番になったよ^_^)

②相手との共通項を増やす事
人は、共通項や情報開示が増えれば増えるほど相手のことを信頼するって本で読みました。自分に置き換えてみてもまじでそう。だから、私は中国語を勉強して、中国語の歌をいくつか歌えるようにしました。いつかクラスの子たちからカラオケに誘ってもらえる事を夢見て。そうやって、クラスの子達との共通点を増やすことで、ストレンジャーすぎる存在からもう少し近いクラスメイトとしての存在に思ってもらえる努力をしました。

結論:結果は人を黙らせ、成長させる

上記+様々な工夫を凝らした結果、二学期目から明らかに周囲の自分に対する扱い方が変わってきた事を実感できました。
例えば、課題が出た際に頼ってもらえたり、グループワークの際に「グループはいらない?」って声をかけて貰えるようになったり。
この経験から、どんな環境も粘りづよく頑張ればいつかなんとかなる、ということを学べたので、とてつもなくいい機会になったなと実感できました。
あとは、自分がこのような経験をしたからこそ、人に優しく、そしてより謙虚になったと思います。
自分のレベルを認識し、一番下の扱いを受けたからこそ謙虚に、他人を思いやる大切さを学びました。新しくチームに新しく入ってきた人へや慣れていない人への気遣いは絶対に忘れず、適切に伝えて行こうと思いました。

キラキラして見える留学生活の大半が辛い事を締める事になるかもしれません。ですが、乗り越えた先に訪れる成長は、今後もずっと使っていけるかけがえのない知識と武器になります。
諦めないで頑張ってください!

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