[Stonehearth:ACE]クラフト-寝具

寝具というか、ハースリングの睡眠についての記事。

ハースリングの持久力

ハースリングには(可視化されていないが)持久力のような値がある。それは起きている間減少し、どこかで寝ると回復する。

持久力は1日(24時間)程度で全部使い果たすわけではなく、むしろ完徹しても多少は余裕を残している。ただしベッドがあれば、持久力がカラにならなくてもだいたい夜になったら各自のタイミングで眠り始める(「宵っ張り」は昼眠る)。
つまりベッドがあれば体力の限界まで働くことなく、常に余裕を残して「寝て→起きて→仕事して」のサイクルを繰り返すことが可能。

どういうことかというと、例えば真夜中に敵が攻めてきてすぐに歩兵を起こさなきゃいけないとか、夜通し戦い続けて翌朝ようやく落ち着いたとか、不測の事態で多少睡眠リズムが崩れても平気で対応できるということ。

これが逆にベッドがない場合、ハースリングは限界まで地べたで寝ようとはせず、本当に持久力が切れたぐらいの段階で観念して地面で眠り始める。
ベッドのないハースリングは余裕がないことがあり、極端な場合だと戦闘中に力尽きて(寝て)一方的にボコられるようなことも起こり得る

だからゲームを開始したらまずやることは、夜までに布団を敷こう、な!

地べた

利用できる寝具が全くない状態でも、ハースリングは一応地面で寝ることはできる。
上に一部書いているが、ハースリングを地べたで寝かせても何もいいことはない。縛りプレイでもなければ全員分、さらに住人が増えることを見越して余剰分のベッドを作っておくのが吉

もし地面で寝て夜を明かしてしまった場合、翌朝「グロッキー」デバフが付いて、やる気とスピードが大きく減少する。

なお地面で寝ている状態でも、空きベッドが生まれるとすぐさま起きてそこに潜り込む。それだけ地べたは嫌ということなんだろうけどどうやってベッドの存在を察知してるのか割と謎

ベッドの作成

ベッドを作れる職人は基本的に木工/陶工/石工(各民族の初期職人)。何度も言うが地べたで睡眠させても何も良いことはないので、初日からさっさと作ってしまおう。

  • 粗末なベッド(木工lv1:ふきわらx1、丸太x1)

  • 快適なベッド(木工lv3:丸太x2、布の束x1、細かい詰め物x1)

  • 凝った快適なベッド(木工lv5:丸太x3、布の束x2、細かい詰め物x1、金の破片x1)

  • 陶器のベッド(陶工lv1:ふきわらx1、成型粘土x1)

  • 陶器の快適なベッド(陶工lv3:成型粘土x3、布の束x1、細かい詰め物x1)

  • 磁器の快適なベッド(陶工lv6:成型骨灰粘土x3、布の束x2、細かい詰め物x2)

  • 石のベッド(石工lv1:ふきわらx1、石x1)

  • 石の快適なベッド(石工lv3:石x2、毛皮x1、細かい詰め物x1)

  • 骨の快適なベッド(石工lv5:骨素材x6、布の束x1、細かい詰め物x1)※骨細工

  • 大理石の快適なベッド(石工lv6:大理石x2、布の束x2、細かい詰め物x1)

  • 寝袋(織工lv2:布の束x1、糸巻きx1、ふきわらx1)

基本のベッドをクラフトするにはふきわらが必要。序盤だと表層を掘り返したり、伸びた草を刈ったりして入手できる他に、木を伐採したときに出てくる枝の俵で代用できる。

「快適な」ベッドには細かい詰め物が必要になる。これで布団を作るということらしいが、クラフトには織工が必要。
ハースリングが各快適なベッドに乗ると、布団の中に潜り込んで寝ている絵面になる。芸が細かい

ベッドを簡単に持ち運べるこのゲームにおいて、寝袋の存在意義は不明

ベッドのグレードアップ

Tier1、Tier2のベッドは、設置してクリックすると「グレードアップ」コマンドが現れる。これを使用するとベッドをそれぞれ1つ上のTierに置換できる。ベッドを作り替えるわけではない。アップグレードするにはアップグレード先のベッドをあらかじめクラフトしておく必要がある(ユーザー設定次第ではアップグレードを実行した時点で製作を開始できる)。
何が得かというと、配置場所とアサイン状態を維持したままベッドを良いものにできる、というぐらいしかない。材料的なメリットは一切なく、プレイヤーの手間を省くのに使える。
なおアップグレードされた元のベッドは、撤去されてインベントリに戻る。

ベッドのTier表は以下の通り。

Tier1ベッド

  • 粗末なベッド

  • 陶器のベッド

  • 石のベッド

Tier2ベッド

  • 快適なベッド

  • 陶器の快適なベッド

  • 石の快適なベッド

Tier3ベッド

  • 凝った快適なベッド

  • 磁器の快適なベッド

  • 大理石の快適なベッド

画像1
▲Tier1ベッドのグレードアップコマンド。
上から快適なベッド、石の快適なベッド、陶器の快適なベッド。
画像2
▲Tier2ベッドのグレードアップコマンド。
上から磁器の快適なベッド、凝った快適なベッド、大理石の快適なベッド。

ベッドフレームのグレードアップ

ベッドフレーム系のアイテムは、設置してクリックすると「ふきわらを葺く」コマンドが現れる。ふきわらに在庫があれば、労働者がふきわらを敷いてそれぞれの上位のベッドに改良することができる。
上のベッドのグレードアップと違い、ベッドそのものが変化する。つまり、グレードアップによってベッドフレーム(とふきわら)が消滅し、新しいベッドに生まれ変わる。

  • 粗末なベッドフレーム → 粗末なベッド

  • 陶器のベッドフレーム → 陶器のベッド

  • 石のベッドフレーム → 石のベッド

※「ベッドフレーム」は現在クラフトできない。襲撃者からのドロップなどでまれに手に入る。

ベッドのアサイン(割り当て)

割り当てなし(共用)

ベッドは最初設置された時点では共用(未割り当て)状態になっている。共用ベッドはどのハースリングも使う(つまり、その上で寝る)ことができるが、「共用のベッドで寝た」といってやる気が下がることになる。

個人に割り当て

ベッドにはハースリングを一人一人割り当てることができる。割り当てられたベッドで寝たハースリングにはデバフが付かなくなる。そして、他のハースリングはそのベッドを使用しなくなる。

例外的に「治療を要望中」状態のハースリングは、アサインを無視して手近なベッドに潜り込む。こうなるとHPが安全圏になる&負傷が治療されるまで絶対にどかない。
自分のベッドを占拠されたハースリングは、相手がどくまでお預けを食らうことになる。共用ベッドもなければ地面で寝るしかない。

治療用に割り当て

ベッドは治療用にも割り当てることができる。病院(病室)のような場所を作って治療用ベッドをまとめておくと、治療役(薬草医)の移動の手間を減らしたり、上記の問題を回避しやすくなる。
薬草医の快適なベッドを作れるようになったら、そちらのほうが治療効果は高いが、作れるまでの繋ぎとして活用しよう。
なお治療そのものについては個別記事をご覧ください

旅行者に割り当て

ベッドは村の住人とは別に、旅行者(訪問客)に対して割り当てることもできる。旅行者とは、村を見て回るだけで特に何もしない中立NPC。ベッドで寝る以外は、村にある椅子に座って休んだり、装飾品を鑑賞するぐらい。村の仕事を手伝ってくれるわけではないが、旅行者との間で特殊な方法を使ってアイテムをやり取りできる。▼詳細は旅行者の記事で。

ちなみに旅行者は旅行者用ベッドのみ使用し、共用ベッドその他を使うことはない。

就寝時ボーナス

ハースリングは就寝中にバフを受ける。これにより一部の天候デバフを防ぐことができる。ハースリングも1日のうち何時間かは寝ないといけないわけだが、その間に深刻な状態に発展するのを防げるわけだ。
なおこの種類のバフは寝ている間のみ発動するので、就寝場所(ベッド)が屋内にある場合はあまり意味がない(=気にしなくていい)。何らかの理由でベッドが野ざらしになっているときに気に掛けてみよう。
天候デバフの内容については個別記事へ。

共通

就寝中は、暑いきわめて暑い温度から身を守れる。地べたでもOK。

上掛け無し

ふきわら系のベッドで寝ている間は肌寒い温度から身を守る。また凍える寒さのスリップダメージを軽減する。

  • 粗末なベッド

  • 陶器のベッド

  • 石のベッド

簡単な上掛け

ティア2のベッドで寝ている間は肌寒い寒いまでの温度から身を守る。また凍える寒さのスリップダメージを軽減する。

  • 快適なベッド

  • 陶器の快適なベッド

  • 骨の快適なベッド

暖かい上掛け

最上級のベッドで寝ている間は肌寒い凍える寒さの温度から身を守る。最上級でなくても暖かいと判定されるベッドがここにカテゴライズされる。特に寝袋は元々野外に置くもの。NAのハンターがこれを持ち込む理由としても十分。

  • 凝った快適なベッド

  • 磁器の快適なベッド

  • 石の快適なベッド

  • 大理石の快適なベッド

  • 寝袋

トリビア

  • ベッドには必ず側面から入るため、ベッドの右か左どちらかは空いていないとだめ。例えばベッドを3台左右にぴっちり並べると、真ん中のベッドは使用できなくなる。

  • 屋外で寝ると「外で寝た」ことになりやる気が減少する。ベッドが屋外にあるか室内にあるかは上に屋根があるかどうかで判定される。壁はあんまり必要ない。そもそも建築した屋根でなくてもいい(洞窟暮らし可)

  • 他のハースリングが周りをウロウロするぐらいなら睡眠の妨げにならない。寝室を共有する(=バラックを作る)ことのデメリットはない。

  • 寝ているハースリングは夢を見ることがある。夢見が良いとやる気が上がるが、悪夢だと下がる。良い寝室で寝ると夢見が良くなりやすいらしい。が、基本的にはコントロールできない。

  • 寝室が良いか悪いかはベッド周りのアピール値で決まる。無論ベッド自体のアピール値も反映される。

  • 治療用ベッド(薬草医の快適なベッド)は通常の就寝用途では使えない。アサインもできない

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