[Stonehearth:ACE]天候
晴れたり曇ったり。Stonehearthの世界にも天気はある。
天気の移り変わりシステムや、天気が及ぼす影響や効果について。
0.9.6.16エラッタ
「凍える寒さ」「きわめて暑い」温度は屋内のハースリングにも影響するようになる
その際の影響度は一段階弱いものになる
wind level(風の強さ)追加
日々の天気
Stonehearthの世界では、天気は24時間単位で移り変わる。つまり、1日に1つの天気のみが割り当てられる。例えば「晴れ」の日なら24時間ずっと晴れっぱなし。例外的にごく一部の天気(だいたい曇り)で、たまに空模様が変わることがある。
天気の切り替わりタイミングはゲーム内4:30ぐらいの未明。日付変更とは少しずれている。
なお特別なボスイベントでは、このルールを無視した天気の強制変更が発生する。ボス出現と共に天気が特殊なものに変わり、討伐まで固定される。
天気の種類
「晴れ」「曇り」など単純なものから、「肌寒い晴れ」みたいな微妙に細かいものまで。全部で30個ぐらいはあるので一覧にはしないが、代表的なものと特殊(危険)なものを数例挙げる。
晴れ…ゲームで基本になる天気。ほとんど通常の日照と湿度をもち、人間、家畜、農作物の全てにとって過ごしやすい(水は不足するかもしれない)。
大気停滞…字面だと分かりづらいが、平たく言うと風が吹かないということ。雲もないのでクソ暑くて仕方ないという天気。日中は熱中症の危険があるので、あらかじめ帽子を作っておきたい。夜になると気温が下がる。
砂嵐…砂嵐が発生する天気。もくもくと砂を巻き上げながら嵐(というか煙の壁みたいな…)が一定方向に流れていく。このもくもくに巻き込まれると大ダメージ。人間が一撃で死ぬことはないが、家畜やペットには致命傷になる。
雨…親方!空から水が!最も基本的な悪天。日照が下がり、湿度が大きく上がる。外を歩いているとずぶ濡れになってしまう。
雷雨…通常の雨に雷が混じったもの。雷はハースリングや木に落ちることがある。雷に当たってもハースリングは案外小ダメージで済む(ただし感電してしばらく動けない)が、木に落ちると一撃で破壊される。
霧…Stonehearthの霧は、視界が悪いだけでは済まない。霧に紛れて日中でもアンデッドモンスターがポップする天気。このポップする場所は案外でたらめで、木の上にポップして下りられないことがあったり、坑道にポップして採掘中の労働者にいきなり襲い掛かったり…
雹の嵐…レアな天気。雹(ひょう)が降る天気。雹のため外にいるとスリップダメージを受ける。このダメージ量は大したことはない。帽子/兜を被ると軽減できるようだが完全に防ぐには屋根の下にいるしかない。
ラッキーデー…レアな天気。基本は過ごしやすい晴れの日に準ずる。違うのは空に大きな虹が架かること。そしてその根元を探してみると…宝箱が出現するはず。箱を開けるとみんな大好きな金色の何かがたくさん入っています。そしてこの日は絶対に襲撃が発生しないという地味な特徴もある。
天気予報
今日の(ゲーム内)天気はなんじゃろな
だいたいは見れば分かる。晴れなら日が射して影ができるし、曇りなら昼でも暗いし、雨や雪ならその粒が降っている。
しかしACEには「暑い晴れ」「肌寒い晴れ」みたいな見た目だけでは微妙に分かりにくい天気が多い。また、最新バージョンでは天候エフェクトを非表示にする設定も追加された(スペックの都合次第では躊躇なく使うべし)。そこで本来はゲーム内の天気予報を見て、現在や未来の天気を見る。
![](https://assets.st-note.com/img/1643280401189-yYvzZKdmmk.jpg)
画面右上のほう、太陽や月の下に3日分の天気予報(左=今日、真ん中=明日、右=あさって)を表すアイコンが表示されている。この予報は絶対に外れない(現実に欲しい)。
![](https://assets.st-note.com/img/1643286738744-9ZUp05bO0k.jpg)
上から順に日照、湿度、視界、ハースリングや家畜への影響
この天気アイコンにポイントすると、その天気で具体的に何が起こるか、ということの詳細が表示される。なので天気について知りたいことがあったら基本この天気予報を見ると間違いがない
天気の傾向
実際にその日がどんな天気になるかは、おおむねバイオームと季節によって決定される。具体的には、夏には暑い天気が選ばれやすいし、冬は寒い天気が多い。砂漠の夏は他のバイオームよりも苛烈な熱波に晒され、北極圏の冬はどこより猛烈な吹雪に見舞われる。といった感じ。
各バイオームの各季節がどんな天候になるか、これもゲーム内説明に書いてある。ゲーム開始時、開始季節を選択するところとか、天気予報の下の季節アイコンにポイントすると説明が表示される。
弊noteだとバイオームの記事に、ほんの少しだけど書いてあります。
天気による影響
※天候エフェクトを設定で無効化しても、本当に雨雪などやその影響が消えるわけではないので注意。
やる気
日々の天気は、ハースリングのやる気に直接影響する。天気が対象になる性格を持っていれば特に。
大まかに言うと、現実と同じで好天には概ね好印象を持ち、悪天・荒天はだいたい悪印象を持つ。
例えば、晴れの日にはほとんど全員気分が上がる。ただし悲観的持ちなど、数人は「まぶし過ぎる」などといって不満を持つ。雨の日は気分が上がらない人が多い。逆に雨好きやストームチェイサーを始めとしてテンションが上がる人もいる。
割と確率の話であって全員の気持ちをコントロールできるわけではない。
温度
各天気には気温が設定されている。この温度はハースリングと家畜に影響がある。一般的には、ハースリングはスピード、意志力、勤勉さが減少し、家畜は繁殖力や羊毛、ミルクなどの生産能力が低下する。
温度は「摂氏何度」みたいに細かく規定されてはいないが、大まかに暑いか寒いかという尺度で設定される。高い方から、
きわめて暑い
暑い
通常
肌寒い
寒い
凍える寒さ
通常の温度は特に何も影響しない。
暑い以上の温度では、スピードなどが下がり、また喉が渇きやすくなる。その効果量自体は微量で、気にもならないかもしれない。
ただしきわめて暑いは、日中のみ確率で、熱中症に発展することがある。熱中症になったときのデバフ効果量はすさまじく、特にスリップダメージはそれだけでHP0まで減少する。放置していると(現実と同じく)最終的に死に至る。
家畜は、きわめて暑い日にスリップダメージを受ける。
肌寒い以下の温度でもスピードなどが下がる。その効果量は暑い日よりやや大きめ。また暑い日とは違い、喉は渇かない代わりにお腹が減りやすくなる。
凍える寒さの日はハースリングがスリップダメージを受ける。熱中症と違って全員がダメージを受けるが、これだけでHP0になることがない。またまれながら凍傷にかかることがある。
家畜は、寒い以下の日はスリップダメージを受ける。
一部の天気は、夜になると気温が下がる。つまり夏は暑さが和らぐが、冬は寒さが厳しくなる。宵っ張りは影響を受けやすい。
農業への影響
各天気は日照と湿度に何らかの影響をもつ。例えば雨の日は日照は下がるが湿度は大きく上がる。大気停滞の日は湿度が大きく下がる。
これらはハースリングや家畜ではなく、農作物(農地)の成長速度に影響する。
商人への影響
悪天候(雨や雪も含む)だと一部の商人が町に来なくなる。商人の総数が少ない内は影響も少ないが、町が発展して商人が多くなると、悪天の日は頭数が目減りするようなことも起こる。
雷雨、ブリザードなどさらに酷い天気になると商人が全く来なくなる。北極圏の冬、砂漠の夏といった厳しい季節は影響を受けやすい。商人への依存度が高いようだと、元々危険な季節がさらに危険になるかも。
その他
天候関連で発生する特殊なバフ。
ずぶ濡れ…雨などで濡れた状態。これだけでも意志力や勤勉さがわずかに下がるが、効果量は大したことはない。天気以外でも、フィールドにある水に浸かることでも発生する。
凍える水…「肌寒い」「寒い」「凍える寒さ」の温度で水に浸かると発生する。このデバフは「凍える寒さ」の上位版に設定されている。もちろんスリップダメージも発生する。
雹の嵐…雹が顔に当たってスリップダメージを受ける。ダメージ自体は微量。
ホワイトアウト…「凍える寒さ」と似た効果だが別枠。つまり効果が重複すると考えればいい。凍傷になる確率が非常に高い。
身を守る方法
天気による影響は、ほとんどは致命傷にはならないし、無視しても問題ないもの。しかし熱中症や凍える寒さを始めとして無視できない問題に発展する天気もある。そういった天気影響から、ハースリングや家畜を保護する方法がいくつかある。
基本
屋根の下に入る。天気から身を守る基本。砂嵐のダメージを含めて、全ての天候に対して有効。建築した屋根である必要はなく、洞窟や坑道を掘り抜いた中でもよい。要は頭上に何らかのブロックがあればいい。壁は不要。
服装
太陽から保護…暑い温度から身を守るバフ。バフ付きの服を装備すると獲得できるほか、RCは最初からこのバフを持っている
帽子をかぶる…熱中症を予防できる。また雹のダメージを軽減する。ただしきわめて暑い気温自体は無効化できない。どんな帽子でもOK。戦闘職は兜で代用(暑そうだけど)。
軽い厚着…肌寒い温度から身を守るバフ。また凍える寒さ、凍える水のスリップダメージを少しだけ軽減する。バフ付きの服を装備すると獲得できるほか、RCは最初からこのバフを持っている。
厚着…肌寒いと寒いまでの温度から身を守る。さらに凍える寒さ、凍える水のスリップダメージを、軽い厚着より大きく軽減する。バフ付きの服や鎧を装備すると獲得できる。
かなり厚着…肌寒い~凍える寒さの温度から身を守る。凍える水のスリップダメージを無効化こそできないが、厚着より大きく軽減する。バフ付きの服などを装備すると獲得できる。
睡眠
共通…就寝中は、暑い~きわめて暑い温度から身を守れる。これはどんなベッドで寝ていてもOK。
上掛け無し…ふきわら系のベッドで寝ている間は肌寒い温度から身を守る。また「軽い厚着」と同程度、凍える寒さのスリップダメージを軽減する。これはベッドが外にあっても多少の寒さは問題ないということ。だが、見た目にはけっこう寒そうだ
簡単な上掛け…「快適なベッド」で寝ている間は肌寒いと寒いまでの温度から身を守る。また「厚着」と同程度、凍える寒さのスリップダメージを軽減する。
治療用ベッド…「薬草医の快適なベッド」で寝ている間のバフ。天候に関しては上の「簡単な上掛け」と同等だが、追加でHP再生効果があるため凍える寒さのダメージに対抗しやすい(でもDOTを受けるってことはベッドが野ざらしってことで……その野戦病院、大丈夫?)
暖かい上掛け…金粉、磁器、大理石のベッドで寝ている間は肌寒い~凍える寒さの温度から身を守る。ベッドが高級なら野ざらしでも大丈夫だ!(?)また「石の快適なベッド」は「簡単な上掛け」ではなくこちらのバフを受ける。NAの寒さへの優遇措置。
食事
お腹ヒンヤリ…暑い~きわめて暑い温度から一定時間身を守る。ゲリしそうな名前のバフだがそんな副作用はないので安心せい。冷たい食べ物/飲み物(ジュースが中心)を食べて獲得する。
お腹ホカホカ…肌寒い~寒い温度から一定時間身を守る。暖かい食べ物/飲み物(シチューが簡単)を食べて獲得する。また凍える寒さ、凍える水のスリップダメージを少し軽減する。厚着の効果と重複するので、併用すれば強力な保護になる。
トニック
清涼剤…暑い~きわめて暑い温度から一定時間身を守る。ただし割と深刻な副作用が同時に発生する。戦闘はしばらく控えよう
保温剤…肌寒い~凍える寒さの温度と凍える水から一定時間身を守る。こちらも割と深刻な副作用が同時に発生する。
疎水剤…ずぶ濡れを一定時間無効化する。微妙なデバフなので無視していいとも思うが……気になるなら使ってもいいかも。これも副作用はあるが上2つほど深刻ではない。なお凍える水は無効化できない。
特殊行動
水に浸かる…寒い日だと毒だが、暑い~きわめて暑い日には非常に有効。なんと熱中症からも身を守れる。水から上がってもしばらくバフは継続する。意図して使える機会はあまりないかもしれないが…近くに水があれば、緊急の熱中症対策として使えるかもしれない。
火の傍にいる…火が燃えているような設備(暖炉や灯篭など)には「ぬくもりの元」というバフが付いていて、この近くに留まっているハースリングに「ぬくもり」バフを伝染させる。肌寒い~凍える寒さの温度と凍える水から身を守れる。設備を離れてもバフは少しの間継続する。
戦略
対策の順序としてはだいたいこんな感じ▼
屋根を張る
服を用意する
トニックや食事その他で補う
まずは屋根を張ろう。屋根の下にいる限りは、やる気への影響を除いて全ての天気影響をカットできる。この屋根は建築してもいいし、横穴や洞窟などを掘り抜いた中でもいい。
人が集まる場所、長くとどまる場所から屋根を張るようにすると効率的。分かりやすいのは寝る場所(ベッド)、飲み食いの場所(椅子)、休憩所となる暖炉、警戒中の集合場所になる旗周辺、あとは職人なら作業台周辺。
家畜は天候への耐性が弱いので、厳しい天気になる前に放牧地にも屋根を張っておくことを推奨する。もしかしたら人間の施設より優先した方がいいかも。家畜は体力が低いため、暑い中や寒い中に放っておくと案外すぐ死んでしまう(僧侶がいると回復してくれるけど)。死なせるぐらいなら先に屠殺してしまうのも手……
ハースリングは屋内だけで仕事するわけではない。うまく設計した町なら、もしかしたら職人たちは完全内勤できるかもしれないが、農夫や戦闘員、罠師あたりはまず間違いなく外で働く時間がある。主に彼らのために、服も重要になる。夏なら帽子、冬は厚着(以上)が特に重要。
これら服は織工が製作する。作り方とかは別記事へ。
何らかの理由で服が用意できないときのために、トニックや食品で代用する。服と比べると欠点が多い方法になるので、過信禁物。