新しい不動産業における顧客接点とは。吉里さんと一緒に考えてみました
新しい不動産業研究所の矢部です。この記事ではすでに「新しい不動産業」が目指す人、まちそして不動産への関わり方を実践、ご活躍されている皆様の取り組みの紹介を通じ、研究所のメンバーに①気づきと②手法と③連携を生み出すためのnoteです。①取り組みを読んで「まずは真似してみる、やってみる」②取り組みで使われている手法やツールを「手に入れる相談をしてみる」③②も含め自分の事業について相談や協働依頼など「連携機会」など研究所メンバーに新たなビジネスチャンスを生み出すことが目的です。
*今回ご紹介する取り組み・ツールに関してもっと知りたいことや、事業連携のご相談などがあればこちらよりお問合せください。
R不動産を立ち上げた背景と経緯をたどりながら「新しい不動産業の顧客接点」を考える2Cメディア分科会
2Cメディア分科会#0では、建築学生だった吉里さんが不動産業界に入りそこでの経験を踏まえて「R不動産」を立ち上げた過程にあった背景と取り組みの開始、事業としての立ち上げに至った過程、そしてそこにあった気づきや考え方などについて8つの質問を通じてじっくりと伺いました。
今回はその記録として、議論な中ででた話題からいくつか抜粋をして、新しい不動産研究所として整理したキーワードを並べておきたいと思います。
*詳細はぜひ後半の「動画」をご視聴ください!
「新しい不動産業」視点で考えるキーワード
#不動産業1 .0 #不動産業2 .0 #不動産業3 .0
#不動産業の民主化1 .0+ #不動産業の民主化2 .0+ #不動産業の民主化3 .0+
#顧客接点 #2Cメディア
Q:建築学生が不動産業に接してみての気づき「なんて面白くない建物が多いのだろう」
A: 思いがなくても建物は立つという現実
意味や機能を表した「言葉」を具体な「形」に落とし込む、体現させるというのがデザイナーの役割だとすると、現実の不動産開発では、意味や機能を深く考えなくても、言い換えればデザイナー不在のままで特段の思いを持たなくても建築物が出来上がってしまう「仕組み」があることに気づいたそうです。
建築出身の吉里さんとしてはそこに違和感を感じたのだそうですが、一方で同時に「可能性」も感じたそうです。つまり「面白い建物」を作ることができる余地が大いにあるということです。
こうした空間に意味がある、求められる機能を具体的な形や色に落とし込むという視点は、ストック・アンド・リノベーションが事業として隆盛するといった形でようやく普通の人から見ても現実の不動産業にとっても理解ができるようになってきたのではないでしょうか。
不動産業が発信する情報の課題。「良いことも伝わらなければ意味がない」
確かに「売れるものを売る」がルールなのだが…
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参考情報
株式会社スピーク 共同代表 / R不動産株式会社 代表取締役 吉里裕也氏
ディベロッパー勤務を経て、2003年「東京R不動産」2004年に「SPEAC」を立ち上げるとともにCIA Inc. にて都市施設やリテールショップのブランディングを行う。建築・不動産の再生・プロデュースやデザイン、「東京R不動産」「leallocal」「公共R不動産」全国のR不動産等のグループサイトのディレクション、地域再生のプランニングを行なっている
矢部智仁 (やべ・ともひと)
#新しい不動産業研究所 所⻑
合同会社 RRP 代表社員
東洋⼤学⼤学院 公⺠連携専攻 客員教授
1987年株式会社リクルート⼊社、住宅情報部⾨に配属。2009 年からリクルート住宅総研、 所⻑として業界動向の調査、ロビー活動に従事、⾏政設置委員会の委員等を歴任。2014 年に建設・不動産業界を顧客とした経営⽀援コンサルタント企業に移り、地域密着企業の⽀援に携わる。2021 年から合同会社 RRP 代表社員。 東洋⼤学⼤学院客員教授(PPP ビジネス担当)、公益社団法⼈ ⽇本不動産学会監事、国⼟交通省 PPP サポーター。