ただの日記⑦旅の想い出
実はあまり旅をしていない。移動が多い人生だけれど、ほとんどが出張。観光にあまり興味がないので、友達と旅に出ても別行動で、ボーッと海辺で過ごしたり、読書をしたりするのが好き。
海外もほとんど行ったことがなくて(一人でウロウロするのが怖い)、特に見たいものがなかったりする。
最近のツーリズムの話を聴くと、その町の日常に触れる旅とか、ウエルネスツーリズムとか、興味を惹かれるものが多くなってきた。
小さい頃から遠出といえば祖母のいる福岡に行くことだったが、まさに、日常に触れる旅。母の小さい頃からの遊びを体験したり、お盆にはお盆をちゃんと体験する。祭りといえば、盆踊りの練習から参加する、食事ももちろん祖母の手作りで、畑で採れたいちごを夏まで凍らせてくれていたり、貝掘りしたあさりのバター蒸しや、梅ジュースやおはぎなどを思い出す。
祖母が干潮と満潮の時間を書いてくれた紙を持って海へ泳ぎに行く。お弁当と水筒を持って徒歩で。それが遊び。
今、思えば私にとって最高の旅の記憶ってそれだなぁ。大切な人に会いに行く旅。その人たちの日常に触れる旅。
旅に出て、昔の旅の想い出に触れる。ボーッと考える時間が何よりの旅の醍醐味かもな。日常の慌ただしさを抜けて。熱海の日常も都会からしたら非日常だとは思うけれどw
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