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森のシェードガーデンに春が来た! ~熱海の崖に家を建てる【外構】

みなさん、こんにちは。ゆりです。
ポール・スミザーさん風のシェードガーデンを目指している熱海の崖の家プロジェクト。
昨年12月には、ポールさんの教えに従い、我が家の森にどんな植物がいるかレポートしました。

春になり、冬には見分けがつかなかった植物たちが花をつけ、新たな可能性を教えてくれています。
今日は、春に新たに気付いた植物、春に花が咲かなかったので種類を間違えていたと思われる植物、これから入れたい植物について、レポートしていこうと思います。
最近、百均で、iPhoneにつけるマクロレンズを入手しまして、花をみると撮影せずにはいられません。お付き合いくださいね。

熱海の崖に家を建てようと思います。
名付けて、熱海Case Study House。
自腹でケーススタディしながらか
今そこにある技術・アイデアを実装した
現代のCase Study Houseを目指します。

熱海Case Study House

春に新たに気付いた植物4選

アマドコロ

この花を見つけた時、私、嬉しくて舞い上がってしまいました。
小さな白いベルのような花が斜面に群生しているのです。本当に可愛い。
wikiで調べるとアマドコロという名の植物のようです。日当たりのよい山野に自生する落葉性の多年草なのだとか。地中では太い根茎が枝分かれしながら広がり、群生するのだそうです。
開花期は5月中旬~下旬とのことですが、熱海では4月中旬~下旬が見ごろで、5月に入ると花は終わってしまいました。
この群生、工事で台無しにならないようにできるといいなあ。。心から願っています。

アマドコロ、可愛いですよね。
群生写真、うまく撮れなかったので
来年の宿題にさせてください。

ウツギ

道路脇の手入れがされていない草ぼうぼうのエリアの低木は、なんとウツギでした。花が美しく見えるように、地際の雑草を退治し、ちゃんと剪定しようと思っています。
花はGWに咲き始めました。選定は花後の6月は軽く、強剪定は12月~2月がよいとのこと。場所を移動させるには冬12月~3月がよいようです。来年はもっときれいに咲かせるからね!

百均マクロレンズでの撮影。

ギブシ

まだ肌寒い3月中頃、道路沿いの落葉樹に突然総状花序がぶら下がりました。ギブシは日本固有種で、山地の明るい場所に普通に生えるそうです。
道路沿いは日当たりがよい明るい場所と考えて良さそうですね。

芽吹き始めの時期に突然花が付きました。
なんだなんだーとパシャリ。

オニタビラコ

道端、空き地に5~6月に咲く雑草。日当たりが良くなったからか、竹林エリアにちょこっと咲いています。雑草とわかっていても、ちょっとかわいいのです。大事にしています。

こちらも百均マクロ作品。
花びらのギザギザに萌えます。

春に花が咲かなかったので種類を間違えていたと思われる植物

オニシバリ

開花は早春(2-4月)とのことですが、うーん、花に気づくことができませんでした。オニシバリであれば、wikiによるとこんな可愛い花が咲くようです。さすがにわかりますよね。
本当は、なんなんだろう?

Wikipediaより拝借 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/オニシバリ (2023.5.10閲覧)

コゴメウツギ

3月~5月に白い花が下向きに咲いたらモミジイチゴ、5月~6月に4~5mmのクリーム色の5弁花が多数咲いたらコゴメウツギと考えていました。白い花は見当たらないので、コゴメウツギかな。こんなに可愛い花を見つけたら小躍りしそうです。

Wikipediaより拝借  https://ja.m.wikipedia.org/wiki/コゴメウツギ(2023.5.10閲覧)

クマデヤシ(ミキナシサバル)

春と夏に長い肉穂花序を出し、白色で3mmの小花を多数つけるはずなのですが、見当たりません。。これも違うのか。Googleレンズだと他に候補がないので、困りました。どなたかわかる方いらっしゃらないでしょうか。

クマデヤシと思われる植物

イヌガシ

イヌガシであれば、3月、4月に暗い紅色の花、シロダモであれば10月に淡い黄褐色の球状の散形花序と考えておりました。暗い紅色の花は目立つのでわかりますよね。見当たらなかったので、シロダモなのでしょうか。。それとも花が咲くのはもう少し大きい木になったらなのか。これもわからない。

一般社団法人日本植木協会「オープンナーセリー日本列島植木植物園ウェブサイト」より拝借、ueki.or.jp
Wikipediaより拝借 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/シロダモ#/media/ファイル%3ANeolitsea_sericea.jpg (2023.5.10閲覧)

ヤマコウバシ

4月に若葉と同じ色の花が咲くとのことですが、まったく気づきませんでした。wikiをみて頭に叩き込んでから森に入ればよかった。この花、あったかもしれません。。10月に黒い果実ができるようなので、これを見落とさないようにしないと、、です。

国立研究開発機構森林研究・整備機構森林総合研究所九州支所ホームページより拝借 http://www.ffpri.affrc.go.jp/kys/ (2023.5.10閲覧)

これから入れたい植物

ポール・スミザーさんの教えに従い、見つけた森の植物と近い環境を好むと思われる植物を連れてきたいと思っています。

エリゲロン(ペラペラヨメナ)

我が家の敷地にはいらっしゃらないのですが、熱海の街の擁壁をみると、いたるところにエリゲロンがいます。ギブシがいるので普通に明るい山地であれば環境的にはあり、なのではと。エリゲロンって群生すると可愛いですよ。いつか近所の道端の株をこっそりいただいて、植えちゃいたいと思っています。
花は5-6月、植え付けは3-4月か10月、種まきは4-5月か10月がよさそうです。

再び百均マクロで撮影
雑草ですが、何度みても可愛い。

ヤマシャクヤク

ポール・スミザーさんの講演会に出かけた際に、会場の通路脇で咲いていた花。調べると山地や深山の林床に生える自生のシャクヤクだそう。講演会はGW、八ヶ岳だったので、熱海だと4月に咲く感じでしょうか。
春になってヒノキの森の下生えとしてベニシダが大きく育ち始めています。ベニシダのそばであれば育つのでは。種まきは7-8月、植え付けは9-10月が適期。

山に自生していたら目を奪われますよね。

キレンゲショウマ

富士山麓にある実家の山荘から分けてもらいたい山野草。図鑑にはブナ林や湿った石灰岩地に生えるとありますが、レンゲショウマとともに日陰がちな林の中で育っています。花は9月、熱海だと8月かな。
富士山麓で元気ということは、暑さに弱い可能性がありますが、こちらもベニシダの近くでトライしてみたいと思います。

富士山麓のキレンゲショウマ

レンゲショウマ

キレンゲショウマとともに、富士山麓から連れてきたい山野草。花は8月、熱海だと7月でしょうか。植え付けは4-5月、種まきは12-3月が適期とか。
レンゲショウマって、種で増えて群生するんですよ。熱海の森で群生する姿を妄想しています。

雨露に濡れたレンゲショウマ

ギボウシ

今の家のベランダで大事に大事に育てているギボウシ。これも連れていきたいのです。ベニシダの近くであれば大きく育つのではと期待しています。
花は東京では6月頃かな。植え付け適期は2-3月とのこと。

こちらはよそのお庭。
ギボウシとシダと紫陽花の組み合わせのお手本として。

アナベル

今住んでいるマンションのアナベルを挿し木して、熱海に連れて行こうと育てています。なかなか家が建たないので、3年目の苗になりました。もう地植えしても大丈夫なレベル。
アナベルの植え付け適期は3-4月と10-11月。タイミングを見計らって、こちらもベニシダエリアでしょうかね。

さし木も花がつく株に成長しました。
アナベルも家が建つのを待っています。

まとめ

春に咲くはずだった花を復習すると、冬の見立ては随分間違っていたようです。やっぱり森の植物に詳しい先生に教えを乞わないと無理かな。どなたかいらっしゃらないでしょうか。

とはいえ、せっかくつくりつつある自家製森の植物図鑑なので、時々見返して、見つけるものを意識して森を歩きたいと思います。

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