真面目な人は損をする?
私が真面目だと思う人の印象は、常に目の前の物事に誠意をもって取り組む、責任感があるというように感じている。おそらく多くの人が「真面目な人」に対する印象はこれで間違いないだろう。
しかし責任感だとか使命感だとか、常に最善を尽くそうとするあまり、自分のキャパシティに限界を迎えてしまい最終的に自己嫌悪や自分の不甲斐なさを顧みて大きな精神的ダメージを負ってしまっている人も少なくはない。
世の中には自分にとって向いているものとそうでないものがあり、向いていないものにはどれだけの時間を費やしても真面目にやってきても報われないことはあると思う。
おそらく、損をするタイプの真面目な方々は頼まれた仕事は断れないし、なるべく自分の力で何とかしようとするし、嘘がつけないし、細かいミスも見逃せないような性格の人が多いであろう。そして、真面目でいればなんとかなると思っているだろう。
このような人たちは(自分も含め)本当の意味での真面目とはいえないだろう。
人に嫌われることを恐れている気の弱い人間を世の中は「真面目な人」と捉えているのではないのか。だから、損をすることも多いし自分の思い通りにならないことばかりなんだと思う。
じゃあ不真面目になればいいのかと物申したくなるが、そういうことではない。結局は真面目に取り組むことが得への近道だと考えているからだ。
損をしない真面目なタイプとはなんなのか、自分なりの考えだが、責任感や誠意に加え自分の意思だとか確固たる信念だとか実現させたい目標を持ち合わせている人だと思う。
意思をもって誠実に取り組む姿を「真面目」と呼ぶべきである。
私自身もよく真面目だねと言われるが、実際は人に嫌われたくない気持ちで意志を持たず、断れず、口数が少ないだけのただの臆病者なのだ。
本当に「真面目な人」とはかけ離れた存在なのだ。
真面目な人になるにはまずは、自分にとっての向き不向きを色々な経験をして見つけてみることから始めようと感じた。少なくとも、経験は損は絶対にしないのだから。
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