3/6 EL vsスポルティング(アウェイ)
アタランタ総評
スタートダッシュには失敗したが、すぐに猛攻を仕掛け追いついた。パスカットからのショートカウンターではチャンスになる場面が多かった。シュートがポストを4回叩き、オフサイドによるゴール取り消しが1回と勝ちきれずに引き分けてしまった印象。スカマッカの復調は大きな好材料であるので、これを機にチーム全体で復調していきたいところ。アウェイゴールを決めているアドバンテージを活かして2nd legは優位に試合を進められるか。
スタメン
ムッソ GK 5.5
被枠内シュートが少なく評価が難しいが、足元のおぼつかなさは試合感を失っていると感じた。
ジムシティ RCB→CB 6.0 🟨
前半はトリンカオのマークを失い失点のきっかけとなってしまったが、後半は中央に戻り、イエローを一枚もらうもギョケレスをほぼ封じ込めた。
ヒエン CB 5.0 ↓45min 🟨
パウリーニョの巧みなボールレシーブに対して終始苦戦し、前半のみで交代となった。ガスペリーニ流のディフェンスになれるまではいくらか時間を要するか。
コラシナツ LCB 5.5
前半はエドワーズに翻弄されマークを剥がされていた。後半はインターセプトを何度も成功させ、スポルティングの攻撃をシャットアウトさせた。前線、最終ライン問わずややパスのズレが気になる。
ホルム RWB 6.0 ↓90min
カットインからポスト直撃となるシュートを打ち反撃のきっかけとなった。守備面でと序盤は浮き足立っていたが、後半からは安定していた。
エデルソン CDM 7.0
中盤の繋ぎ役として攻守にハードワークした。特にセカンドボール回収とセンタリングの質が高かった。
デローン CDM 6.5
鋭い嗅覚でピンチの芽を摘みつづけた。セットプレーデザインにおいても重要な役を遂行していた。
ルッジェーリ LWB 6.0
序盤はエドワーズとカターノのコンビに苦しめられていたが、徐々に対応していった。ルックマンよりデケテラーレとの連携の方が良いように感じる。
ミランチュク RCF 6.5 ↓72min 👟
相手の厳しいプレッシャーに対してもボールキープし、良質なロングパスを供給した。得点シーンでは相手のパスミスをカットしアシストを記録した。もう少し自分で仕掛ける姿勢があると好印象。
ルックマン LCF 7.0 ↓72min
積極的に仕掛けゴールを狙った。得点シーンでは果敢なチェイシングで相手キーパーのミスを誘った。後半のワンタッチで相手DFを股抜きしてからのポストに当たったシュートまでの流れは圧巻だった。
スカマッカ ST 7.5 ↓82min ⚽️
ここ数試合の不調を取り戻すかのような活躍だった。落ち着いて決めたゴールに加え、2本のポストを叩いたシュート、さらにはポストプレーもシンプルに正確で別人のように感じた。ただオフサイドラインを無視した裏抜けは味方を困らせるのでやめていただきたい。
途中出場
スカルヴィーニ RCB 6.5 ↑45min 🟨
イエローをもらったシーン以外はほとんどパスカットに成功しショートカウンターに繋げていた。珍しくビルドアップはやや連携不足だったか。
コープマイネルス RCF 6.0 ↑72min
ボローニャ戦に続きパスカットされるシーンが何度かあったが、チャンスの場面にはことごとく顔を出していた。
デケテラーレ LCF 6.0 ↑72min
終盤は左からの組み立てが少なくあまりボールに絡めなかったが、要所で違いを見せた。右脚の精度が上がれば満点。
エルビラル ST 6.0 ↑82min
華麗なラインブレイクから見事なロベッシャータでゴールかと思われたが僅かにオフサイド。徐々に試合感を取り戻しつつあるように感じる。
ザッパコスタ RWB - ↑90min
出場時間わずか。
スポルティング総評
序盤はプレス回避が上手くいき、前線3人が脅威となり先制に成功するも、徐々にプレスにハマりカウンターを受ける回数が増えた。後半のチャンスはほぼコーナーキックからコアテスのヘディングがポストに当たったシーンのみで、守備にまわる時間が多かった。